脱走と追跡のサンバ
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脱走と追跡のサンバ | ||
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著者 | 筒井康隆 | |
発行日 | 1971年 | |
発行元 | 早川書房 | |
ジャンル | サイエンス・フィクション | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
ページ数 | 336(角川文庫版) | |
コード | ISBN 978-4041305089(角川文庫版) | |
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『脱走と追跡のサンバ』(だっそうとついせきのサンバ)は、筒井康隆の初期の長編SF小説である。
概要
[編集]1970年10月から71年9月まで『SFマガジン』に連載され、1971年10月に早川書房より出版。1974年に角川書店により文庫化、のち1996年に改版の文庫が出版された。一時期絶版となったが、2015年に「筒井康隆コレクションⅡ 霊長類 南へ」に収録された。『筒井康隆全集』(新潮社)の10巻にも表題作として収録されている。「世界のSF文学総解説」(自由国民社、最新改版1991、担当執筆者・平岡正明)では「筒井康隆の最高傑作といわれている」と紹介されている。
登場人物
[編集]おれ
[編集]SF作家。ある日、この世界が以前いた世界と違うことに気づく。この世界の情報による呪縛、時間による束縛、空間による圧迫から解放されるため、以前いた世界への脱走を試みる。
尾行者
[編集]おれの尾行を依頼された私立探偵。作中で風貌を「いわば蒼白きインテリ、あまり頭が良くないためうだつがあがらず、いつも科学研究所の片隅にちぢこまっている万年助手」と記述されている。
正子
[編集]おれのガールフレンドと思しき人物。