肉変

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肉変(にくへん、: carnification)とは肺胞内に浸出した線維素の吸収や排出が不十分である場合に肺胞、細小気管支気管支の壁より肉芽組織が新生することによりの一部が器質化した状態。肉様変化肉化肉様化とも呼ばれる。肉変領域は肉眼的に肉様に観察される充実性の硬い組織になっている。肉変は線維素性肺炎においてよく認められる。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 日本獣医病理学会編集 『動物病理学各論』 文永堂出版 2001年 ISBN 483003162X