統一I型

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統一I型(とういついちがた)は初期のビデオテープの規格である。オープンリール式で、テープ幅は1/2インチ(12.7mm)。1969年に作られた[1]

概要[編集]

1960年代のビデオテープレコーダは現在のビデオカセット方式とは異なり、記録媒体はオープンリール式であり、メーカーによって規格が違っていた。

回転ヘッド部の回転速度とテープの巻き取り走行速度によるテープ相対速度を規定することで、メーカーが異なっても記録および再生が可能となる規格を一定したのが統一I型と呼ばれたビデオテープレコーダである。

レコーダ[編集]

初期の家庭用ビデオテープレコーダは高額のため一般大衆にはあまり使われず、役者、歌手など全国的にも十数台稼動している程度であった。藤山寛美ミヤコ蝶々、踊りのお師匠さんなどが使用していた[要出典]

メーカー側の生産体制も月産30 – 50台で、その内正常に駆動するのが数台といった状況であった。ヘッド部とテープ走行メカニック部が個々の部品で成り立っていたため輸送中のショックで歪みが生じたり、記録機器と再生機器が異なると磁気帯記録トラックの微妙な誤差が生じるため再生モニターでは画像が乱れたりした。このヘッド部位のズレを技術者が専用の拡大鏡を使って手加減補正していた。この頃の設置先には熟練した技術者が同行していた。取り付けビスの絞め方によっても画像が乱れる精密機器であった[要出典]

統一I型の初期機器は一台18kgもあった。

脚注[編集]

  1. ^ AVテープの種類 - 社団法人日本記録メディア工業会