竹本住蝶

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竹本 住蝶(たけもと すみちょう)は女流義太夫の太夫。

来歴[編集]

1978年(昭和53年)、豊澤住造に入門、竹本住蝶と名乗る[1]。1979年(昭和54年)、「財団法人人形浄瑠璃因協会女子部公演」にて『橋弁慶』で初舞台[1]。1981年(昭和56年)、1989年(平成1年)、1990年(平成2年)に「財団法人人形浄瑠璃因協会」女子部門奨励賞受賞[1]。1993年(平成5年)、若手女流義太夫勉強会「筍会」の一員として「第13回咲くやこの花賞音楽部門」受賞[1]。2003年(平成15年)、師である豊澤住造の没後、鶴澤清介の預かりとなる[1]。2009年(平成21年)、重要無形文化財「義太夫節」総合指定保持者認定[1]

「女流義太夫瑠璃の会」「娘義太夫豊澤住造一門の会」等の女流義太夫演奏会の他、大阪における義太夫節の普及・振興を目的に、幅広い世代に向けてワークショップやレクチャー、デモンストレーションを精力的に行っている[1][2][3]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g AWA伝統芸能創造発信プロジェクト2018 (PDF)
  2. ^ 女流義太夫瑠璃の会
  3. ^ 娘義太夫豊澤住造一門の会