秋色女
（秋色から転送）
秋色女（しゅうしきじょ、寛文9年（1669年）[要出典] - 享保10年4月19日（1725年5月30日）[1]）は江戸時代の俳人。通称おあき[1]、号は菊后亭[1]。氏は小川氏か[1]。
江戸小網町の菓子屋に生まれる[1]（現在東京都港区にある秋色庵大坂家という和菓子店である[要出典]）。五世市川團十郎の大叔母にあたる[1]。夫の寒玉とともに宝井其角に師事して俳諧を学ぶ[1]。1690年（元禄3年）初入集[1]。其角の没後、点印を継承し、遺稿集『類柑子』を共編し、七回忌集『石などり』を刊行した[1]。
13歳の時、上野寛永寺で「井戸端の桜あぶなし酒の酔」の句を詠んだという秋色桜伝説[1]や、武家の酒宴に召されて「武士の紅葉にこりず女とは」と詠んだという女丈夫伝説[1]など、川柳・錦絵・講談・歌舞伎の題材として扱われた[1]。
脚注[編集]
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