真隆寺 (松戸市)

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真隆寺
所在地 千葉県松戸市紙敷708
位置 北緯35度46分21.7秒 東経139度56分26.0秒 / 北緯35.772694度 東経139.940556度 / 35.772694; 139.940556座標: 北緯35度46分21.7秒 東経139度56分26.0秒 / 北緯35.772694度 東経139.940556度 / 35.772694; 139.940556
山号 頂与山
宗派 日蓮宗
創建年 不詳
中興年 建治元年(1275年
中興 日宣
別称 菊の御紋赤門寺
法人番号 3040005005079 ウィキデータを編集
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真隆寺(しんりゅうじ)は、千葉県松戸市にある日蓮宗寺院

歴史[編集]

創建年代は不明である。当初は真言宗の寺院で「真如坊」という名称であったが、1275年建治元年)に本寺の弘法寺が日蓮宗に転宗したのを機に、当寺も日蓮宗の寺となり、「頂興山真隆寺」に改称した。日蓮宗真隆寺としての初代住職は日宣である。日宣は日蓮宗弘法寺の初代住職日頂の弟子である[1]

当寺は「菊の御紋赤門寺」と呼ばれている。江戸時代、当地は小金五牧の一つ「中野牧」にあり、江戸幕府第8代将軍徳川吉宗は度々鷹狩に訪れていた。その時の縁で「菊の御紋赤門寺」の格式が与えられたものと推測される[1]

当寺境内には、日蓮宗信者の加藤清正を祀った「清正公堂」がある。現在のは、2000年平成12年)に再建されたものである[1]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 松戸のお寺編集委員会 編『松戸のお寺』松戸佛教会、2015年、47p

参考文献[編集]

  • 松戸のお寺編集委員会 編『松戸のお寺』松戸佛教会、2015年