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盛街道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

盛街道(さかりかいどう)は、岩手県奥州市水沢区(旧 水沢市)と同県大船渡市を結ぶ街道。

街道名は明治以降のものと考えられ[注 1]、道筋の部分(区間)ごとに気仙街道、江刺街道、遠野道などとも呼ばれた[2][1]

概要

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藩政時代、奥州街道水沢宿の不断橋を起点に奥州街道を北上、十字路で東に分岐する仙台藩領脇往還である[1]。人首(ひとかべ)、世田米(せたまい)、を結ぶ[1]。住田町世田米から大船渡市盛町までの区間は現在の国道107号に相当する。

宿場

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  • 白石峠(住田町 - 大船渡市) - 現在の国道107号にある。

脚注

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注釈

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  1. ^ 岩手県教育委員会の報告書によれば「盛街道」の呼称は、1890年(明治23年)の岩手県道路改修案、1904年(明治37年)の岩手県予算書などに見えるという[1]

出典

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  1. ^ a b c d 岩手県教育員会 1981, p. 7.
  2. ^ 『日本歴史地名大系 第3巻 岩手県の地名』平凡社

参考資料

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  • 岩手県教育委員会事務局文化課 編『盛街道 : 岩手県「歴史の道」調査報告岩手県教育委員会〈岩手県文化財調査報告書 第63集〉、1981年3月https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/69942 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 3 岩手県』角川書店、1985年3月8日。ISBN 4040010302 
  • (有)平凡社地方資料センター『日本歴史地名大系 第3巻 岩手県の地名』平凡社、1990年7月13日。ISBN 4-582-91022-X 
  • 渡辺信夫『東北の街道 : 道の文化史いまむかし』無明舎出版、1998年7月15日。ISBN 4-89544-188-1 

関連項目

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外部リンク

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