田口亜希
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2021年8月20日、東京パラリンピックの聖火の集火式にて | |
個人情報 | |
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国籍 | 日本 |
生誕 | 1971年3月12日(53歳) 大阪府[1] |
スポーツ | |
国 | 日本 |
競技 | 射撃 |
種目 | エアライフル伏射 フリーライフル伏射 |
田口 亜希(たぐち あき、旧姓:寺井[2]、1971年3月12日 - )は、日本の女子元射撃選手。
来歴
[編集]追手門学院大学を卒業後[2]、郵船クルーズ株式会社に入社し、旅客船「飛鳥」の乗員(パーサー)として世界中を航海した[3]。休暇中の25歳のとき、脊髄の血管の病気を発症。車椅子生活になる。リハビリ中に出会った友人の勧めで、小型ライフルに出会った[4]。退院後、友人の誘いでビームライフル(光線銃)射撃を始め、その後実弾を使用するライフル射撃(エアーライフル銃、22 口径火薬ライフル銃)に転向[5]。
2004年アテネパラリンピック、2008年北京パラリンピック、2012年ロンドンパラリンピックと、3大会連続出場した。2010年アジアパラ競技大会では3位、銅メダルとなった[6]。
現在は日本郵船(株)広報グループ社会貢献チームに勤務。 一般社団法人日本パラリンピアンズ協会理事(2016年時点)[6]。
2019年2月22日、スポーツ庁参与に就任。任期は、2020年3月31日まで[7]。
役職など
[編集]- 2016年東京オリンピック招致「開催地選考最終プレゼンテーション」のプレゼンターの一人
- 2016年リオデジャネイロオリンピック閉会式「フラッグハンドオーバーセレモニー」検討メンバー(アドバイス担当)[8][9]
- 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アスリート委員[10]、ブランドアドバイザリーグループのメンバー
- 東京2020エンブレム委員会委員
- 東京2020大会マスコット選考検討会議委員[11]
- スポーツ庁スポーツ審議会スポーツ基本計画部会委員
- 日本郵船株式会社人事グループ社会貢献推進チーム
- 2024年パリパラリンピック日本代表選手団団長[12]
脚注
[編集]- ^ 【LONDONプレビュー】射撃・田口亜希、「完璧」な満射でリベンジを誓う - 障害者スポーツ専門サイト MA SPORTS、2012年8月22日
- ^ a b 山桜会 会報 84号 - 追手門学院校友会 山桜会、2009年12月
- ^ 田口 亜希さん | 金沢区 - タウンニュース、2012年7月12日号
- ^ 障害者スポーツアスリートの挑戦に学ぶこと - 障害者スポーツをスポーツとしてとらえるサイト"挑戦者たち" [CHALLENGERS.TV]、2012年8月17日
- ^ [1]
- ^ a b 役員 - PAJ 一般社団法人日本パラリンピアンズ協会
- ^ スポーツ庁参与についてスポーツ庁ホームページ
- ^ 椎名林檎らリオ五輪閉会式で東京引き継ぎ式メンバー - 日刊スポーツ、2016年1月26日
- ^ 佐々木宏氏、菅野薫氏、リオ五輪閉会式での東京引継ぎ式メンバーに - #ブレーン AdverTimes、2016年1月27日
- ^ 新春てい談 一人ひとりが輝く未来へ - ニュース 公明党、2016年1月1日
- ^ 東京2020大会マスコット - 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
- ^ “日本代表選手団概要 パリ2024パラリンピック競技大会 日本パラリンピック委員会”. 公益財団法人日本パラスポーツ協会(JPSA). 2024年7月20日閲覧。