猫汎白血球減少症

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猫汎白血球減少症(ねこはんはっけっきゅうげんしょうしょう、英:en:feline panleukopenia|feline panleukopenia:FPL)とは猫汎白血球減少症ウイルス感染を原因とするネコ科動物の感染症猫ジステンパー猫伝染性腸炎とも表記される。猫汎白血球減少症ウイルスはパルボウイルス科に属するDNAウイルス猫汎白血球減少症ウイルス(別名「猫パルボウイルス」)」。糞便を介しての感染および胎盤感染を引き起こす。妊娠動物の感染では流産や胎子の小脳形成不全を引き起こす。若齢動物は感受性が高い。症状は発熱、元気消失、脱水、嘔吐下痢血便などを示し、白血球の減少が認められる。病理学的所見として空腸回腸の充出血、腸管リンパ節腫大と出血が認められる。予防にはワクチンが使用される。治療にはインターフェロンの投与や、細菌の二次感染に対する抗生物質の投与を行う。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版社 1991年 ISBN 4885006104
  • 小沼操ほか編 『動物の感染症 第二版』 近代出版 2006年 ISBN 4874021239

外部リンク[編集]