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2006年11月15日 (水) 00:46時点における版
ReiserFSは、Linuxにおける初期のジャーナリングファイルシステムの実装の一つ。kernel 2.4.1から標準実装となった。1996年からハンス・ライザー(Hans Reiser)率いる開発チームにより開発されている。Linuxカーネルのソースコードに取り込まれたはじめてのジャーナリングファイルシステムであり、SUSE LINUX、Slackwareなどのデフォルトのファイルシステムである。 しかし、2006年10月23日にNovellがReiserFSからext3に乗り換えを発表し、 次期バージョンのSUSE LINUXで、デフォルトのファイルシステムがext3に変更される。
kernel 2.5からはセキュリティやツリー構造、プラグイン機能等、様々な改良を施したReiser4が採用されている。
主な特徴
- ext2/ext3ファイルシステムと互換性は無い。
- 最大16TiBまでのボリュームサイズをサポートする。
- 最大8TiBのファイルをサポートする。
- ext2/ext3よりもパフォーマンスに優れるとされるが、特にサイズの小さいファイルを多数処理する際に優れている。