「ウィーン中央墓地」の版間の差分

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中心部には、[[世紀末ウィーン]]時代に「名市長」と呼ばれた[[カール・ルエーガー]]の名を冠した{{仮リンク|カール・ボロメウス教会|de|Friedhofskirche zum Heiligen Karl Borromäus}}が建ち、中央墓地のシンボルとなっている。
中心部には、[[世紀末ウィーン]]時代に「名市長」と呼ばれた[[カール・ルエーガー]]の名を冠した{{仮リンク|カール・ボロメウス教会|de|Friedhofskirche zum Heiligen Karl Borromäus}}が建ち、中央墓地のシンボルとなっている。


公園として市民の憩いの場となっており、特に「特別名誉地区」には、国際的に有名な音楽家、芸術家、政治家の墓があるため、観光スポットともなっている。埋葬者はおよそ300万人といわれ、広大な面積を歩いて墓参するのが困難であること、そして「特別名誉地区」などが目当ての観光客のために、敷地内には[[バス]]も通っている。
公園として市民の憩いの場となっており、特に「特別名誉地区」には、国際的に有名な音楽家、芸術家、政治家の墓があるため、観光スポットともなっている。埋葬者はおよそ300万人といわれ、広大な面積を歩いて墓参するのが困難であること、そして「特別名誉地区」などが目当ての観光客のために、敷地内には[[バス (交通機関)|バス]]も通っている。


現在、日本では[[宇宙葬]]の[[株式会社]][[銀河ステージ]]が納骨室への埋葬サービスをしている。
現在、日本では[[宇宙葬]]の[[株式会社]][[銀河ステージ]]が納骨室への埋葬サービスをしている。

2020年4月9日 (木) 04:49時点における版

中央墓地全景

ウィーン中央墓地(ウィーンちゅうおうぼち、ドイツ語: Wiener Zentralfriedhof)は、ウィーンの中央墓地である。

概要

カール・ボロメウス教会ドイツ語版
敷地内の地図
墓地の敷地内を通るバス

1874年、ウィーンの都市計画の一環として建設された。設立の際に掲げられた理念は「どの故人も国籍・宗教に関わらずここに埋葬する」というものであった。そのため、多様な宗教の施設が敷地内に建設されている。

中心部には、世紀末ウィーン時代に「名市長」と呼ばれたカール・ルエーガーの名を冠したカール・ボロメウス教会ドイツ語版が建ち、中央墓地のシンボルとなっている。

公園として市民の憩いの場となっており、特に「特別名誉地区」には、国際的に有名な音楽家、芸術家、政治家の墓があるため、観光スポットともなっている。埋葬者はおよそ300万人といわれ、広大な面積を歩いて墓参するのが困難であること、そして「特別名誉地区」などが目当ての観光客のために、敷地内にはバスも通っている。

現在、日本では宇宙葬株式会社銀河ステージが納骨室への埋葬サービスをしている。

著名な埋葬者

作曲家

作曲家区間(区間32A)

その他の区間

その他音楽家

建築家

政治家

学者

軍人

ギャラリー

ベートーヴェンの墓

外部リンク