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2013年2月11日 (月) 23:00時点における版
アマリリス(Amaryllis)は、ヒガンバナ科ヒッペアストルム属(ヒペアストラム属とも、ラテン名Hippeastrum)の園芸雑種。学名Hippeastrum × hybridum。 多年草で原産は南アメリカ。夏場、ユリに似た六弁の大きい花を2-4個つける。花の色は白・赤・など。
春植え球根の代表種で、こぶし大の球根は成長が早く4月に植えると1ヶ月後には開花する。 植え付け、植え替えはソメイヨシノが散る頃が適期である。
ヒガンバナ科のほかの植物と同じく、球根などにリコリンを含み有毒。
アマリリスという言葉について
「アマリリス」という言葉は広く使われているが、学名を意識して考えるとややこしいことになっている。
日本で一般的な人が「アマリリス」という場合は、冒頭に述べたような意味である。Hippeastrum属であるのに「アマリリス」というのは、かつてAmaryllis属に分類されていた名残である。
また、Amaryllis属というものがあるのに、Hippeastrum属の和名をアマリリス属としている場合があり、混乱があるようである。
Amaryllis属の植物、すなわち「本来のアマリリス」とでも言うべきものは、ホンアマリリス、ベラドンナリリー、アマリリス・ベラドンナ(学名Amaryllis belladonna)などと呼ばれる植物である。