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2012年8月25日 (土) 01:14時点における版
ラミネート加工(ラミネートかこう)とは、紙の表面に透明のフィルムを貼ること。ラミネート、ラミ加工、パウチ加工ともいう。
概要
印刷物を保護し、色落ち・摩耗の防止、美観を良くしたり、高級感を増すことができる。不正な改造・改竄を防止することもできる。またラミネートチューブを作る際の原材料となるシートを作る際にもラミネート加工が用いられる。
一方で、フィルムと印刷物の間に接着剤を塗布しているため、塗装部が剥離すると、印刷物の表面とフィルムの間に隙間ができて、そこに入り込んだ異物を除去しにくくなることがある。
包装
ラミネート加工は、工業製品に接着して密封する包装全般をも指す。新品の携帯電話の液晶パネル上に貼られている保護フィルムや、ホームセンターで販売されている工作用のアクリル板やアルミ板の表面に貼られている保護フィルムなどがある。[1]
脚注
- ^ 工業用ラミネーターの例:“TANOUCHI IRON WORKS ラミネーター”. 2012年5月11日閲覧。他メーカの製品も用途別に各種あり。
関連項目
- カード、トレーディングカード
- 光沢紙
- コーティング(表面処理)
- 防弾ガラス - ガラスを強化するために素材を貼り合わせる製法が似ているため、ラミネート構造と呼ばれる。
- ラミネートチューブ
- レトルト食品 - パウチと呼ばれる包装の構造が類似。目的も製品を保護する点で同様。