「キャスティング・ボート (比喩)」の版間の差分
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2006年1月4日 (水) 02:28時点における版
キャスティング・ボート(英:Casting vote) は、発祥の地における用法と日本における用法が異なるので以下のように分けて記述する。尚、「キャスティングボード」という表記が見うけられるがこれは誤りである。
日本におけるキャスティング・ボート
日本では、国会において二大政党の勢力が拮抗している時の少数政党や、政党(主に自民党)内における二大派閥(勢力)以外の派閥(勢力)が、いずれかの陣営に付くことで政局の動向を左右できる場合に「キャスティング・ボートを握っている」という風に使われる言葉である。具体的には、55年体制下において公明党、民社党が、このキャスティング・ボートを握っており、55年体制の崩壊直後は日本新党・新党さきがけが同様の存在であった。近年は公明党がこれを握っていると言われる。このようなキャスティングボートを握る政党に対しては、しばしば二大政党から様々な取引の持ちかけが行われる。
英米におけるキャスティング・ボートen
英米においては、議会での議決が賛否同数によって暗礁に乗り上げた際にこれを解決するため議長へ与えられる票のことを指す。特に、英国下院議長や米国上院の議長を兼務する副大統領の持つキャスティング・ボートが取り沙汰される。本項目の語源。