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2011年10月3日 (月) 16:32時点における版

扁平足
扁平足の足跡(中央)

扁平足(へんぺいそく)とは、土踏まずが無いのことである。偏平足という代用表記もある。

幼児のころは土踏まずのところに脂肪がついており土踏まずが無い子供が普通である。土踏まずが形成されるのは8歳頃で、それを過ぎると一般的に扁平足といわれる。

遺伝するが、生活習慣で治すことができる。

痛みがなければ治す必要は無いが、神経痛などを伴う場合は整形外科で診てもらう必要がある。

徴兵制度との関係

扁平足は、歩行に支障が出るとの考え方から、徴兵制度をとっている国では、兵役を免除される場合があった。例えば、アルベルト・アインシュタインは重武装国家として有名なスイス国籍を持っていたが、扁平足を理由に兵役を免除された。

ただし、現在では扁平足であってもそれほど歩行には問題がない事が明らかとなっている。

武藤信義下士官から陸軍士官学校を経て元帥陸軍大将)は師範学校を中退してまで受験した、当時訓練の厳しさと死亡率の高さから「鬼も泣く」と言われた陸軍教導団(下士官養成機関)を身体検査により扁平足が理由で不合格にされそうになった時に「私は死んでも歩きます。決して軍のご迷惑にはなりませんので御願いします!」と決死の覚悟を披露して入校を認められた。(彼の姪の次男である村上兵衛の著作「桜と剣 わが三代のグルメット」)