「自主規制」の版間の差分
12行目: | 12行目: | ||
==かつて自主規制が行われていた例== |
==かつて自主規制が行われていた例== |
||
*自動車の最大[[馬力]] |
*自動車の最大[[馬力]] → <b>[[自動車馬力規制]]、[[工業製品の自主規制#自動車|工業製品の自主規制#自動車/#オートバイ]]も参照のこと。</b> |
||
(280PSまで、[[2004年]][[7月1日]]に解除。但し、軽自動車は64PSのまま)<br> |
|||
これにより、この年以降、280PS越の車が続々登場した([[トヨタ・クラウンアスリート|トヨタ・クラウンアスリート3.5]]など)。さらに、[[ミニバン]]なども280PSに到達している([[トヨタ・エスティマ|エスティマ3.5]]や、[[トヨタ・アルファード|アルファード350シリーズ]]など)。また、[[日産・GT-R]]では、国産車(市販の状態)では最強の480PSを記録。400ccの自主規制53psの国産バイクと比較しても静止状態からでも上回る加速力に達している。このように、280PSの到達は各自動車会社もこぞって達成している。さらに、この280PSは自動車好きの間の1つのスポーツカーの基準になっているため、自動車会社がスポーツカーを開発するときはこの280PSが目標にされることが多い。<br> |
これにより、この年以降、280PS越の車が続々登場した([[トヨタ・クラウンアスリート|トヨタ・クラウンアスリート3.5]]など)。さらに、[[ミニバン]]なども280PSに到達している([[トヨタ・エスティマ|エスティマ3.5]]や、[[トヨタ・アルファード|アルファード350シリーズ]]など)。また、[[日産・GT-R]]では、国産車(市販の状態)では最強の480PSを記録。400ccの自主規制53psの国産バイクと比較しても静止状態からでも上回る加速力に達している。このように、280PSの到達は各自動車会社もこぞって達成している。さらに、この280PSは自動車好きの間の1つのスポーツカーの基準になっているため、自動車会社がスポーツカーを開発するときはこの280PSが目標にされることが多い。<br> |
||
なお、この自主規制値は当時最もハイパワーだった市販車(四輪車の場合…登録車:[[日産・フェアレディZ|フェアレディZ]]、軽自動車:[[スズキ・アルト|アルトワークス]])を基準に決められたといわれている。 |
なお、この自主規制値は当時最もハイパワーだった市販車(四輪車の場合…登録車:[[日産・フェアレディZ|フェアレディZ]]、軽自動車:[[スズキ・アルト|アルトワークス]])を基準に決められたといわれている。 |
2010年5月26日 (水) 15:54時点における版
自主規制(じしゅきせい)とは、社会的に不具合が生じる恐れがある製品の生産者、サービスの提供者などが行う自発的な制限のこと。現状のまま放置した場合に社会的な批判を浴びる、公権力の介入を招く、法令や行政機関などによる規制が科せられる恐れがある際に行われる回避手段の一つ。
自主規制が行われている例
自主規制の限界
自主規制はその名の通り「自主的な」規制でり、守らなくてもなんら罰を受けることはない。そのため、自主規制が意味をなさなくなり、結局法規制を招くこともある。このような例として、エアソフトガンの威力に関する規制がある(銃砲刀剣類所持等取締法#遊戯銃規制の不備とその対策、有害玩具参照)。
かつて自主規制が行われていた例
- 自動車の最大馬力 → 自動車馬力規制、工業製品の自主規制#自動車/#オートバイも参照のこと。
(280PSまで、2004年7月1日に解除。但し、軽自動車は64PSのまま)
これにより、この年以降、280PS越の車が続々登場した(トヨタ・クラウンアスリート3.5など)。さらに、ミニバンなども280PSに到達している(エスティマ3.5や、アルファード350シリーズなど)。また、日産・GT-Rでは、国産車(市販の状態)では最強の480PSを記録。400ccの自主規制53psの国産バイクと比較しても静止状態からでも上回る加速力に達している。このように、280PSの到達は各自動車会社もこぞって達成している。さらに、この280PSは自動車好きの間の1つのスポーツカーの基準になっているため、自動車会社がスポーツカーを開発するときはこの280PSが目標にされることが多い。
なお、この自主規制値は当時最もハイパワーだった市販車(四輪車の場合…登録車:フェアレディZ、軽自動車:アルトワークス)を基準に決められたといわれている。
自主規制を行う組織等
競争が行われている分野の自主規制は、生産組合や業界団体などの既存組織が取り仕切って実施することが多い。適当な組織が見あたらない場合には、敢えて自主規制のためだけの組織が設立されることもある。また、業界の分裂により、同様の自主規制団体が複数存在することもある(例:日本遊戯銃協同組合と日本エアースポーツガン協会と全日本トイガン安全協会)。
- 映倫管理委員会
- 日本ビデオ倫理協会
- 放送倫理・番組向上機構
- 新聞公正取引協議会
- 日本自動車工業会
- 石油連盟
- コンピュータソフトウェア倫理機構(ソフ倫)
- コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)
- 日本遊戯銃協同組合(ASGK)
- 日本アミューズメントマシン工業協会
- 全日本アミューズメント施設営業者協会連合会