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2005年10月14日 (金) 17:18時点における版
勝村建設(かつむらけんせつ、Katsumura Construction)は、公共住宅、学校などの建築中心で首都圏に地盤を築いた建設業者。道路基礎工事に特殊技術を持ち、三菱色で知られる。
1947年2月設立、1961年10月東京証券取引所に上場(株価コード1817)、2005年9月に民事再生手続開始の申立てを決議、2005年10月30日をもって上場廃止の予定。
民事再生手続開始の申立ての軌跡
東京都水道局発注工事の談合をめぐって、2005年7月に談合を拒否した建設会社社長らを暴力団を使って脅したとして勝村建設常務執行役員営業本部長(当時)露崎勝一被告が威力入札妨害容疑で逮捕された。この入札妨害事件により国、地方公共団体から指名停止が相次いだうえ(約420件)、メインバンクである東京三菱銀行からの金融支援(優先株式の引受による増資)も困難となり自主再建を断念、2005年9月29日東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請し倒産した。 また、岩井国臣・副国土交通大臣ら参議院議員議員3人が支部長を務める自民党支部が年間20万〜10万円、総額500万円の献金を受けていたことがわかった。
背景
倒産株の値動きは浮動株数や発行済み株数によって挙動が異なる。
発行済株式数 | 32,806,679株 |
浮動株 | 47.2% |
特定株 | 32.1% |
株価の値動き
民事再生手続きの適用を申請以前は130円台だった株価が、2005年10月3日の寄り付きで21円まで急落したところで寄りついた。その後2日にわたって急騰した。
急落前後の15分足チャート
10月4日、10月5日の5分足チャート
10月5日の1分足チャート
10月6日の1分足チャート
10月7日の1分足チャート