「伊豆高原」の版間の差分
写真追加 |
写真追加 |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{出典の明記|date=2009年11月}} |
{{出典の明記|date=2009年11月}} |
||
[[File:Izu-kogen and Omuro-yama.jpg|thumb|250px|<center>伊豆高原と[[大室山 (静岡県)|大室山]]</center>]] |
|||
[[File:Izu-kōgen 01.jpg|thumb|250px|<center>伊豆高原</center>]] |
[[File:Izu-kōgen 01.jpg|thumb|250px|<center>伊豆高原</center>]] |
||
'''伊豆高原'''(いずこうげん)とは、[[静岡県]][[伊東市]]八幡野地区を中心として[[伊豆急行]]が開発した |
'''伊豆高原'''(いずこうげん)とは、[[静岡県]][[伊東市]]八幡野地区を中心として[[伊豆急行]]が開発した別荘地である。 |
||
都心からのアクセスが比較的容易であるうえ、豊かな海・山の自然が多く残されており、それらを |
都心からのアクセスが比較的容易であるうえ、豊かな海・山の自然が多く残されており、それらを売りにする形で土地が分譲された。 |
||
== 地理 == |
== 地理 == |
||
[[伊豆半島]]の東側、[[伊東市]]の中南部に位置 |
[[伊豆半島]]の東側、[[伊東市]]の中南部に位置し、[[伊豆東部火山群]]の活動によって形成された丘陵地に発展した観光地である。[[相模湾]]に面する海岸線までを含めて「伊豆高原」の呼称で呼ぶことが多く、このため日本で「高原」と呼ばれる場所の中では最も標高が低いと言われる<ref>{{要出典範囲|これは伊豆急行が[[軽井沢]]を手本として一帯を開発し「高原」をイメージとして命名したことによる。}}</ref>。西南側は[[天城山]]に続く高地が接している。 |
||
== 自然 == |
== 自然 == |
||
13行目: | 14行目: | ||
[[File:Izu-kogen sakuraーnamiki01.jpg|thumb|250px|<center>伊豆高原の桜並木</center>]] |
[[File:Izu-kogen sakuraーnamiki01.jpg|thumb|250px|<center>伊豆高原の桜並木</center>]] |
||
=== 城ヶ崎海岸 === |
=== 城ヶ崎海岸 === |
||
伊豆高原の海側にあるのが[[城ヶ崎海岸]]で、観光の最大の目玉となっている。大室山の噴火によって流れ出した溶岩が海に流れ込み、急激に冷やされて |
伊豆高原の海側にあるのが[[城ヶ崎海岸]]で、観光の最大の目玉となっている。[[大室山 (静岡県)|大室山]]の噴火によって流れ出した溶岩が海に流れ込み、急激に冷やされてできた海岸である。そのため岩が特徴的な6角形の形をした[[柱状節理]]が見られる。 |
||
城ヶ崎海岸には城ヶ崎自然研究路および城ヶ崎ピクニカルコースが整備され |
城ヶ崎海岸には城ヶ崎自然研究路および、城ヶ崎ピクニカルコースが整備され、断崖絶壁の海岸の上を歩くことができる。途中には2つの[[吊り橋]]がある。 |
||
=== 大室山 === |
=== 大室山 === |
||
[[大室山 (静岡県)|大室山]]は[[伊豆東部火山群]] |
[[大室山 (静岡県)|大室山]]は[[伊豆東部火山群]]に属する、約4000年前の活動で形成された火山で、城ヶ崎海岸の断崖絶壁は大室山の噴火によって作られたといわれている。 |
||
頂 |
山頂は周囲約1kmの火口跡で、麓からリフトが運行され手軽に散策できる。眼下に別荘地一帯を見渡せるほか、遠くに伊豆大島を望むことができる。毎年2月には山焼きが行われる。 |
||
== 観光 == |
== 観光 == |
||
=== 桜並木 === |
=== 桜並木 === |
||
[[伊豆高原駅]]から約3kmにわたって[[サクラ|桜]]並木が続 |
[[伊豆高原駅]]から約3kmにわたって[[サクラ|桜]]並木が続く。 |
||
=== 施設 === |
=== 施設 === |
||
伊豆高原には[[美術館]]、[[博物館]]が20館ほどある。また『伊豆高原ドッグフォレスト』や『ねこの博物館』といったペットに関する施設も |
伊豆高原には[[美術館]]、[[博物館]]が20館ほどある。また『伊豆高原ドッグフォレスト』や『ねこの博物館』といったペットに関する施設もあり、動物と遊ぶ、散歩するなどのイベントが行われている。ペットも同伴できる飲食店やペンションある。 |
||
駅から約7km、[[大室山 (静岡県)|大室山]]の麓にはテーマパークである[[シャボテン公園]]がある。駅前から[[伊豆東海バス|東海バス]]が路線を運行している。 |
駅から約7km、[[大室山 (静岡県)|大室山]]の麓にはテーマパークである[[シャボテン公園]]がある。駅前から[[伊豆東海バス|東海バス]]が路線を運行している。 |
||
46行目: | 47行目: | ||
*[http://izu-kankou.com/010/001/ 伊豆高原 観光ガイド] |
*[http://izu-kankou.com/010/001/ 伊豆高原 観光ガイド] |
||
*[http://www.izukyu.co.jp 伊豆急行ホームページ] |
*[http://www.izukyu.co.jp 伊豆急行ホームページ] |
||
*[http://www.itospa.com/ |
*[http://www.itospa.com/ 伊東市・伊東観光協会] |
||
*[http://www.izukogen-taiken.com/ 伊豆高原 体験村] |
*[http://www.izukogen-taiken.com/ 伊豆高原 体験村] |
||
*[http://www.dogforest.com 伊豆高原ドッグフォレスト] |
*[http://www.dogforest.com 伊豆高原ドッグフォレスト] |
2010年4月28日 (水) 16:59時点における版
伊豆高原(いずこうげん)とは、静岡県伊東市八幡野地区を中心として伊豆急行が開発した別荘地である。
都心からのアクセスが比較的容易であるうえ、豊かな海・山の自然が多く残されており、それらを売りにする形で土地が分譲された。
地理
伊豆半島の東側、伊東市の中南部に位置し、伊豆東部火山群の活動によって形成された丘陵地に発展した観光地である。相模湾に面する海岸線までを含めて「伊豆高原」の呼称で呼ぶことが多く、このため日本で「高原」と呼ばれる場所の中では最も標高が低いと言われる[1]。西南側は天城山に続く高地が接している。
自然
城ヶ崎海岸
伊豆高原の海側にあるのが城ヶ崎海岸で、観光の最大の目玉となっている。大室山の噴火によって流れ出した溶岩が海に流れ込み、急激に冷やされてできた海岸である。そのため岩が特徴的な6角形の形をした柱状節理が見られる。
城ヶ崎海岸には城ヶ崎自然研究路および、城ヶ崎ピクニカルコースが整備され、断崖絶壁の海岸の上を歩くことができる。途中には2つの吊り橋がある。
大室山
大室山は伊豆東部火山群に属する、約4000年前の活動で形成された火山で、城ヶ崎海岸の断崖絶壁は大室山の噴火によって作られたといわれている。
山頂は周囲約1kmの火口跡で、麓からリフトが運行され手軽に散策できる。眼下に別荘地一帯を見渡せるほか、遠くに伊豆大島を望むことができる。毎年2月には山焼きが行われる。
観光
桜並木
施設
伊豆高原には美術館、博物館が20館ほどある。また『伊豆高原ドッグフォレスト』や『ねこの博物館』といったペットに関する施設もあり、動物と遊ぶ、散歩するなどのイベントが行われている。ペットも同伴できる飲食店やペンションある。
駅から約7km、大室山の麓にはテーマパークであるシャボテン公園がある。駅前から東海バスが路線を運行している。
伊豆海洋公園はダイビングスポットとして知られている。同系列の経営になるぐらんぱる公園は屋外レジャー施設で、乗り物やパークゴルフが人気である。両者とも伊豆高原駅より東海バスが利用可能である。
交通
伊豆急行線が通じており、一般的な下車駅は伊豆高原駅となる。東京からは特急踊り子号が運行されている。
自動車では熱海から国道135号か伊豆スカイライン経由となる。ただし休日は渋滞が多いため、伊豆高原まで電車で移動して現地でレンタカーを借りる方法もある。