安宅清康

安宅清康（あたぎ きよやす、生年不詳－天正9年（1581年））は、戦国時代の武将である。

別名に「貴康」とも。安宅冬康の二男で、安宅信康の弟。子に安宅重俊がいる。河内守を称した。 淡路国・洲本城、由良城を拠点に淡路水軍を率いた。

兄・信康の死後、1578年に家督を相続。

兄の代から、安宅氏は織田氏に従属していたが、 安芸毛利氏に内応し、織田氏に敵対する動きを見せたことから、1581年に織田信長の命によって羽柴秀吉、池田元助らの軍に攻撃を受け開城、降伏した。「太閤記」によれば、この後、元助に同道して安土へ行き、信長に所領を安堵されたというが、同年中に病死し、淡路安宅氏は滅亡した。