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Eskimbot (会話 | 投稿記録)
Wikipedia:Bot/改定案 2008-08-25T16:05:57Z をコピー。ノートでの提案・議論に基づき、告知・異議待ちを経て方針改定。
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{{Notice|この方針文書の改定([[/改定案]])について、[[Wikipedia‐ノート:Bot#承認手続き等の改定案|ノート]]で議論されています。|改定の提案|important}}


{{Pathnav|frame=1|[[Wikipedia:プロジェクト関連文書]]|基本方針とガイドライン}}
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{{policy|ほつと|[[WP:B]]<br />[[WP:BOT]]<br />[[WP:BOTS]]}}
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ここでは、Botについて説明し、日本語版ウィキペディアでのBotの方針について説明します。Botは、[[Hypertext Transfer Protocol|HTTP]]を使ってウィキペディアの作業を自動化するプログラムを指します。ウィキペディア上でBotを使用するときには、このページの方針に従ってください。
ここでは、Botについて説明し、日本語版ウィキペディアでのBotの方針について説明します。Botは、[[Hypertext Transfer Protocol|HTTP]]を使ってウィキペディアの作業を自動化するプログラムを指します。ウィキペディア上でBotを使用するときには、このページの方針に従ってください。

Botを使う際は、このページと [[m:Bot policy]] (和訳 [[m:Bot policy/ja]])に書いてあることをよく理解し、守ってください。


ウィキペディアの編集は、人の手で行う方が好ましいです。なぜなら、Botはウィキペディアのシステムに負荷を与えやすく、また、機械的に編集された項目は読者にとってつまらないものになりがちだからです。さらには、動作に問題がある場合には影響も大きくなりがちです。たとえば英語版では、地方自治体の項目がBotによって大量(約30,000)に執筆されましたが、使用していたデータにミスがあり、約2,000項目に間違いが記載されました。
ウィキペディアの編集は、人の手で行う方が好ましいです。なぜなら、Botはウィキペディアのシステムに負荷を与えやすく、また、機械的に編集された項目は読者にとってつまらないものになりがちだからです。さらには、動作に問題がある場合には影響も大きくなりがちです。たとえば英語版では、地方自治体の項目がBotによって大量(約30,000)に執筆されましたが、使用していたデータにミスがあり、約2,000項目に間違いが記載されました。
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# Botが'''無害'''であること
# Botが'''無害'''であること
# Botが'''大量のリクエストを発行しない'''こと
# Botが'''大量のリクエストを発行しない'''こと
# '''議論の余地'''がある編集に使わないこと(内容や[[Wikipedia:ページの編集は大胆に#変更が広範囲に影響するものは注意|影響範囲]]によっては、事前[[Wikipedia:合意形成|合意]]が望まれます)
# Botが誰かによって'''承認'''されていること
# '''決まり'''を守ること(関係する[[Wikipedia:基本方針とガイドライン|基本方針とガイドライン]]に注意を払い、遵守すること)
# '''要約欄'''などに、わかりやすいメッセージを残すこと

Botアカウントの[[Wikipedia:利用者ページ|利用者ページ]]には {{tl|bot}} タグを使用し、Botの身元を明示してください。Botアカウントの利用者ページとBot使用申請との両方で、以下の情報を示してください。
:* そのBotの仕事について具体的な説明
:* 手動制御か全自動運転か
:* 運転時期(常時連続、時々、定期的に、等々)および編集間隔
:* 使用しているプログラム、あるいは、プログラム言語

一般論としては[[Wikipedia:サイト負荷を気にしすぎない|サイト負荷を気にしすぎない]]方がよいのですが、Botがページを頻繁に読み出したり速く編集したりすれば、通常の利用者より遥かに大きな影響を及ぼします。運用者は、無駄な読み書きのないよう注意し、編集速度をなるべく控えめにしてください。編集速度については、以下を目安にしてください。
# Botの速度は、おおよそ毎分 6 編集を限度としてください。サーバが混雑しているときは使用を控えるか、なるべく毎分 3 編集以下にとどめてください。
# 使用申請せず大量(目安として 200 以上)の編集をする場合、編集間隔を一分以上あけるようにしてください。使用申請については、後で説明します。
# 使用申請の際、フラグなしで仮運用し、速度と編集内容に問題がないことを実証してください。仮運用の編集回数は、目安として 40 回以上 200 回以下としてください。ビューロクラットは、仮運用の追加を要求することができます。


Botは原則として、通常の参加者と別にアカウントを取得して、そのアカウントで実行させるようにしてください。なぜなら、最近更新されたページからBotの編集を隠すことができるからです。ですが、動作確認を行う場合や、Botを使っていることが普通の参加者に分からない程度にしか使わない場合にはわざわざアカウントを分ける必要はありません。また、Botとアカウントを分けたときには、Botとして以外には(動作確認などを除いて)そのアカウントを使用しないようにしてください。
Botは原則として、通常の参加者と別にアカウントを取得して、そのアカウントで実行させるようにしてください。なぜなら、最近更新されたページからBotの編集を隠すことができるからです。ですが、動作確認を行う場合や、Botを使っていることが普通の参加者に分からない程度にしか使わない場合にはわざわざアカウントを分ける必要はありません。また、Botとアカウントを分けたときには、Botとして以外には(動作確認などを除いて)そのアカウントを使用しないようにしてください。
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実際はこの手順通りに行かない場合もありますので柔軟に対応してください。
実際はこの手順通りに行かない場合もありますので柔軟に対応してください。


# このページのサブページ([[/使用申請]])に申請を書きます。そこでBotの具体的な仕事内容、手動制御か全自動運転か、運転時期、および使用プログラム(言語)を説明してください。
# botフラグなしで1週間以上仮運用する(動作間隔は30秒以上あける)。
# botフラグなしで仮運用し、速度と編集内容に問題がないことを実証してください。仮運用の編集回数は、目安として 40 回以上 200 回以下としてください。言語間リンク整備と二重リダイレクト解消は、事前合意なく仮運用して構いません。
# このページのサブページ([[/使用申請]])に提示する。Botの運用者は以下の3点を説明する必要があります:
# コミュニティの審議を経て、問題がなければ[[Wikipedia:ビューロクラット|ビューロクラット]]がBotアカウントにbotフラグを付けます ([[m:MakeBot|MakeBot]])。
## Botが有用であること
## Botが無害であること
## Botが大量のリクエストを発行しないこと


申請は以下のように審議します。
問題がなければ、使用申請に管理者がサインし、<!--メタウィキの[[m:Requests for bot status]]で申請してBot専用アカウントにbotフラグを付けます。-->[[Wikipedia:ビューロクラット|ビューロクラット]]がBot専用アカウントにbotフラグを付けます ([[m:MakeBot|MakeBot]])。
* 賛否表明が認められるのは、申請前にアカウント作成済みのログイン利用者のみです。ただし、コメントは誰でも述べることができます。
* 申請から 48 時間以上経過し、反対がない場合、ビューロクラットは裁量でフラグを付与することができます。
* 申請から一週間以上経過し、賛成または反対でラフ・コンセンサスが出来ていれば、ビューロクラットは審議終結を判断することができます。
* ビューロクラットは、仮運用の追加を要求することができます。


== Botの利点・欠点 ==
== Botの利点・欠点 ==

2008年9月5日 (金) 14:48時点における版

ここでは、Botについて説明し、日本語版ウィキペディアでのBotの方針について説明します。Botは、HTTPを使ってウィキペディアの作業を自動化するプログラムを指します。ウィキペディア上でBotを使用するときには、このページの方針に従ってください。

Botを使う際は、このページと m:Bot policy (和訳 m:Bot policy/ja)に書いてあることをよく理解し、守ってください。

ウィキペディアの編集は、人の手で行う方が好ましいです。なぜなら、Botはウィキペディアのシステムに負荷を与えやすく、また、機械的に編集された項目は読者にとってつまらないものになりがちだからです。さらには、動作に問題がある場合には影響も大きくなりがちです。たとえば英語版では、地方自治体の項目がBotによって大量(約30,000)に執筆されましたが、使用していたデータにミスがあり、約2,000項目に間違いが記載されました。

しかし、Botは作業を効率化する利点があります。よく設計された Bot は役に立つでしょう。

Wikipedia:Bot作業依頼にbotにやってほしい作業が依頼されます。よろしければ、こちらにもご協力をお願いします。

Bot使用の方針

English summary is available at requesting page for bot flag approval.

Botは、できるだけ有用で無害となるように運用しなければなりません。このため、Botを使用するにはこの方針に従ってください。

Botの条件

Botについて次の条件が満たされている必要があります。

  1. Botが有用であること
  2. Botが無害であること
  3. Botが大量のリクエストを発行しないこと
  4. 議論の余地がある編集に使わないこと(内容や影響範囲によっては、事前合意が望まれます)
  5. 決まりを守ること(関係する基本方針とガイドラインに注意を払い、遵守すること)
  6. 要約欄などに、わかりやすいメッセージを残すこと

Botアカウントの利用者ページには {{bot}} タグを使用し、Botの身元を明示してください。Botアカウントの利用者ページとBot使用申請との両方で、以下の情報を示してください。

  • そのBotの仕事について具体的な説明
  • 手動制御か全自動運転か
  • 運転時期(常時連続、時々、定期的に、等々)および編集間隔
  • 使用しているプログラム、あるいは、プログラム言語

一般論としてはサイト負荷を気にしすぎない方がよいのですが、Botがページを頻繁に読み出したり速く編集したりすれば、通常の利用者より遥かに大きな影響を及ぼします。運用者は、無駄な読み書きのないよう注意し、編集速度をなるべく控えめにしてください。編集速度については、以下を目安にしてください。

  1. Botの速度は、おおよそ毎分 6 編集を限度としてください。サーバが混雑しているときは使用を控えるか、なるべく毎分 3 編集以下にとどめてください。
  2. 使用申請せず大量(目安として 200 以上)の編集をする場合、編集間隔を一分以上あけるようにしてください。使用申請については、後で説明します。
  3. 使用申請の際、フラグなしで仮運用し、速度と編集内容に問題がないことを実証してください。仮運用の編集回数は、目安として 40 回以上 200 回以下としてください。ビューロクラットは、仮運用の追加を要求することができます。

Botは原則として、通常の参加者と別にアカウントを取得して、そのアカウントで実行させるようにしてください。なぜなら、最近更新されたページからBotの編集を隠すことができるからです。ですが、動作確認を行う場合や、Botを使っていることが普通の参加者に分からない程度にしか使わない場合にはわざわざアカウントを分ける必要はありません。また、Botとアカウントを分けたときには、Botとして以外には(動作確認などを除いて)そのアカウントを使用しないようにしてください。

管理者は、Botの動作が不適切でウィキペディアに悪影響を及ぼすと考えられる場合に投稿ブロックして動作を止めることができます。

Botの本格運用までの手順

実際はこの手順通りに行かない場合もありますので柔軟に対応してください。

  1. このページのサブページ(/使用申請)に申請を書きます。そこでBotの具体的な仕事内容、手動制御か全自動運転か、運転時期、および使用プログラム(言語)を説明してください。
  2. botフラグなしで仮運用し、速度と編集内容に問題がないことを実証してください。仮運用の編集回数は、目安として 40 回以上 200 回以下としてください。言語間リンク整備と二重リダイレクト解消は、事前合意なく仮運用して構いません。
  3. コミュニティの審議を経て、問題がなければビューロクラットがBotアカウントにbotフラグを付けます (MakeBot)。

申請は以下のように審議します。

  • 賛否表明が認められるのは、申請前にアカウント作成済みのログイン利用者のみです。ただし、コメントは誰でも述べることができます。
  • 申請から 48 時間以上経過し、反対がない場合、ビューロクラットは裁量でフラグを付与することができます。
  • 申請から一週間以上経過し、賛成または反対でラフ・コンセンサスが出来ていれば、ビューロクラットは審議終結を判断することができます。
  • ビューロクラットは、仮運用の追加を要求することができます。

Botの利点・欠点

Botの分類

もし、新たな種類のBotがある場合には追加してください。

  • 言語間リンクBot - 言語間リンクを追加・更新するもの。更新には除去も含まれる。
  • データ自動更新Bot - 定期的に作業しなければならないデータを自動的に更新するもの。メインページの日付更新が代表的。
  • 自動ブロックBot - オープン・プロキシを自動的に検出・ブロックするBot
  • リダイレクト規正Bot - その記事にあったリダイレクトに更新するBot。

Botを使う利点

  • フォーマット化されたデータのテンプレートをつくることができる。
  • ウェブ上のどこかにあるデータをそのまま利用せずに、独自の情報源としてつくることができる。
  • 適当に選ばれた項目だけでは役立つ可能性は低いかもしれないが、全ての項目を網羅すれば役立つかもしれないような場合に、それができる。
  • 大量の画像を連続アップロードすることなど、人にとって単調かもしれない雑用をこなせる。

現システムにおけるBot特有の欠点

  • すぐに人の手によって編集されそうにもない項目が何万個もウィキペディアに追加される。(実際、これまでの編集履歴を見れば、どの程度の項目が編集されるか推定できるだろう。)
  • ウィキペディアの活動を人工的に作り上げてしまう。
  • ウィキペディアを百科事典から遠ざけ、地名辞典・トリビア辞典などに向かわせる目的だと思われてしまう。
  • 「破壊ロボット」や「わけのわからないロボット」を濫用される危険性がある。コントロールを失ったBotは、サーバーが高負荷状態になり、DoS攻撃になる可能性があります。
  • 特に最近更新したページにおいて、一般の参加者の邪魔になってしまう。(現行のシステムでは、初期状態でBotによる編集が隠されています)

現在動作中のBot

日本語版で現在動作中の Bot を登録する場所です。

Botフラグなし

Add your bot here, if you operate it without a bot flag!

Botフラグあり

Add your bot here, if you operate it with a bot flag!

動作停止したBot

Botの使用を止めた場合にはこちらに移してください。

関連項目