「水温躍層」の版間の差分
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2007年4月20日 (金) 04:49時点における版
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レイヤーデプスは海中の温度境界層。サーモクライン (thermocline) とも呼ばれる。水深200mまでの深さで発生し、季節変動や、気温の日較差でも発生深度に変化が見られる。気温の日較差は、正午頃に海面温度が急上昇することにより顕著な温度境界が生じ、浅深度で発信するアクティブソナーの探知能力が極端に低下してしまう。この現象は「アフタヌーンエフェクト」(午後の効果)とよばれているアクティブソナー独特の特性である。潜水艦はこの温度境界層下200フィートで艦艇襲撃の機会を伺っている。温度境界層には内部波が存在し、最大波長数10km、波高数10mから最大100m、周期は数分から4–5日。発生メカニズムは潮汐による波動の復元力が主要因と思われる。音波伝搬路を不規則に歪ませる作用を持つ。