「福田駅 (岡山県)」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
m Bot作業依頼: 岡山市域の記事改名に伴うリンク修正 (児島地域 (倉敷市)) - log |
m Bot作業依頼: 倉敷市域の記事改名に伴うリンク修正 (福田地区 (倉敷市)) - log |
||
40行目: | 40行目: | ||
児島 - 茶屋町間のほぼ中間に位置し、廃止まで唯一閉塞の取り扱いがあり、駅員が配置されていた<ref name="下津井電鉄 下">[https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I030807927-00 下津井電鉄 : 瀬戸大橋開通後に姿を消したナローゲージ鉄道 下]([[寺田裕一]]、[[ネコ・パブリッシング]])</ref>。 |
児島 - 茶屋町間のほぼ中間に位置し、廃止まで唯一閉塞の取り扱いがあり、駅員が配置されていた<ref name="下津井電鉄 下">[https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I030807927-00 下津井電鉄 : 瀬戸大橋開通後に姿を消したナローゲージ鉄道 下]([[寺田裕一]]、[[ネコ・パブリッシング]])</ref>。 |
||
駅の所在地は、当時の[[児島郡]][[郷内村]]福江(後に[[児島地域 (倉敷市)#児島市|児島市]]を経て、現在は倉敷市[[児島地域 (倉敷市)|児島地域]])であるが、福江は同郡福田村(後に[[福田町 (岡山県)|福田町]]を経て、現在は倉敷市[[水島地域]])との境界にある地区であるため、便宜的に隣接の[[福田 (倉敷市)|福田]]の名称が駅名に付けられている。ちなみに現在、福江には[[瀬戸中央自動車道]]の[[水島インターチェンジ]]があるが、これも同様の理由によるものである。 |
駅の所在地は、当時の[[児島郡]][[郷内村]]福江(後に[[児島地域 (倉敷市)#児島市|児島市]]を経て、現在は倉敷市[[児島地域 (倉敷市)|児島地域]])であるが、福江は同郡福田村(後に[[福田町 (岡山県)|福田町]]を経て、現在は倉敷市[[水島地域]])との境界にある地区であるため、便宜的に隣接の[[福田地区 (倉敷市)|福田]]の名称が駅名に付けられている。ちなみに現在、福江には[[瀬戸中央自動車道]]の[[水島インターチェンジ]]があるが、これも同様の理由によるものである。 |
||
== 歴史 == |
== 歴史 == |
2024年4月15日 (月) 22:34時点における版
福田駅 | |
---|---|
![]() 駅跡(2019年8月) | |
ふくだ FUKUDA | |
◄福南山 (1.9 km) (2.5 km) 林► | |
![]() | |
所在地 | 岡山県倉敷市福江 |
所属事業者 | 下津井電鉄 |
所属路線 | 下津井電鉄線 |
キロ程 | 14.1 km(下津井起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1913年(大正2年)11月11日 |
廃止年月日 | 1972年(昭和47年)4月1日 |
備考 | 路線廃止に伴う駅廃止 |
福田駅(ふくだえき)は、かつて岡山県倉敷市福江に存在した下津井電鉄下津井電鉄線の駅。
概要
1972年(昭和47年)4月1日、茶屋町 - 児島間の区間廃止に伴い廃止された。かつてSLが走っていたころは、福田で給水し、福南山の峠を越えていた。児島でも給水していた。
児島 - 茶屋町間のほぼ中間に位置し、廃止まで唯一閉塞の取り扱いがあり、駅員が配置されていた[1]。
駅の所在地は、当時の児島郡郷内村福江(後に児島市を経て、現在は倉敷市児島地域)であるが、福江は同郡福田村(後に福田町を経て、現在は倉敷市水島地域)との境界にある地区であるため、便宜的に隣接の福田の名称が駅名に付けられている。ちなみに現在、福江には瀬戸中央自動車道の水島インターチェンジがあるが、これも同様の理由によるものである。
歴史
- 1913年(大正2年)11月11日:茶屋町 - 味野町(後の児島)間が開業。同時に福田駅が開業する。
- 1930年(昭和5年) 2月11日:閉塞方式を票券閉塞からタブレット閉塞に変更する。福田、稗田、赤崎村、下津井東、下津井の各駅に設置される。
- 1941年(昭和16年)2月10日:駅舎改築[1]。
- 1950年(昭和25年)10月6日:電化に合わせて変電所が設置される[1]。
- 1959年(昭和34年)3月1日:郷内村(植松を除く)が児島市(第2次)に編入され、所在地表示が岡山県児島市福江になる。
- 1967年(昭和42年)2月1日:倉敷市(第2次)成立に伴い、所在地表示が現行のものになる。
- 1972年(昭和47年)4月1日:茶屋町 - 児島間が廃止される。それに伴い、福田駅も廃止となる。
- 1974年(昭和49年)11月:倉敷市による茶屋町 - 児島間の自転車道の整備が完成する。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。下りホーム側に駅本屋と貨物側線を有していた[1]。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 下津井電鉄線 | 下り | 児島・下津井方面 |
2 | 上り | 茶屋町方面 |
廃止後
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/ca/Shimoden_Fukuda_Station_-02.jpg/220px-Shimoden_Fukuda_Station_-02.jpg)
隣の駅
脚注
- ^ a b c d 下津井電鉄 : 瀬戸大橋開通後に姿を消したナローゲージ鉄道 下(寺田裕一、ネコ・パブリッシング)
- ^ 「西大寺鉄道と下津井電鉄の廃線跡を訪ねて」『RAIL FAN』第48巻第11号、鉄道友の会、2001年11月号、12-13頁。
- ^ 吉備の児島陸続き400年・瀬戸大橋開通30周年記念事業のご紹介(児島商工会議所)