牛渡克之

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牛渡 克之(うしわた かつし、1965年 - )は日本ユーフォニアム奏者

略歴[編集]

宮城県出身。宮城県古川高等学校東京芸術大学卒業。1991年、同大学院音楽研究科修了。1995年にスイスに留学し、国立ベルン音楽大学ソリストクラスに学ぶ。

1988年、ファルコーニ国際ユーフォニアムコンクールに入選。日演連主催の新人オーディションに合格し、仙台フィルハーモニー管弦楽団とホロヴィッツの協奏曲を共演。

1995年、スイス留学中グラオビュンデン州で開催された「若いブラスプレイヤーのための講習会」に講師として招かれる。同、年ヨーロッパの代表的なチャンピオンバンドの一つであるブラスバンド・ベルナー・オーバーランドに招かれ共演。

2001年、アメリカ・ジョージア州・バルドスタ大学ゲストアーティストとして招かれ、リサイタルを開催し好評を博した。

2002年、カナダ・バンクーバー市教育委員会の招きで「北バンクーバー地区教育週間演奏会」に出演し、ミッチェル・クライド指揮のシンフォニア管弦楽団と共演。

ユーフォニアムを三浦徹、大石清、ジェームス・ガーレイらに師事。 岩手大学教授を経て2021年より同志社女子大学教授[1]

受賞歴[編集]

  • 1990年 国際ユーフォニアム・チューバ協会の世界大会(札幌)におけるソロコンクール第1位。 
  • 1992年 第9回日本管打楽器コンクール(ユーフォニアム部門)において第2位。 [2]

脚注[編集]