片岡鶴八

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片岡かたおか 鶴八つるはち
本名 片岡 保夫
生年月日 1917年7月7日
没年月日 (1988-07-13) 1988年7月13日(71歳没)
出身地 日本の旗 日本長野県上田市
師匠 8代目桂文楽
弟子 片岡鶴太郎
活動期間 1957年 - 1980年
活動内容 声帯模写
家族 片岡慎介
所属 落語協会

片岡 鶴八(かたおか つるはち、1917年7月7日 - 1988年7月13日[1])は、日本の声帯模写芸人。

音楽家の片岡慎介は実息[2]

来歴[編集]

実家はハンコ職人。素人時代にNHKのど自慢ラジオ東京の「しろうと寄席」に出演し名を馳せる。自転車でハンコの配達中に肩の怪我で玄人に転身。玄人になってからは1957年より8代目桂文楽の一門で落語協会に属した。

芸名は「しろうと寄席」の審査員であった安藤鶴夫木下華声(2代目江戸家猫八)の「鶴」と「八」の字を貰った。

物まねのレパートリーは浪曲の節まね、歌手、政治家、評論家、歌舞伎俳優、映画俳優、動物のまねなど幅広かった。

1980年脳出血で引退した。

弟子にお笑いタレント片岡鶴太郎がいる[3]

参考文献[編集]

  • 「大正テレビ寄席の芸人たち」(東京堂出版、山下武、2001年)

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  1. ^ 片岡鶴八新撰 芸能人物事典 明治~平成
  2. ^ 片岡慎介 biomagazine公式サイト
  3. ^ 片岡鶴太郎(インタビュアー:江坂裕子)「俳優、画家 片岡鶴太郎」『荒川ゆうネットアーカイブ, 荒川区http://www.city.arakawa.tokyo.jp/unet/issue/interview/0410/index.html2021年10月5日閲覧