山下武

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

山下 武(やました たけし、1926年4月3日 - 2009年6月13日)は東京生まれの文芸評論家、演出家。古本関係の著述活動で著名であった。

人物[編集]

法政大学文学部卒業。日劇の舞台監督やNET(現・テレビ朝日)の演芸番組『大正テレビ寄席』のプロデューサーとディレクターを務めた。

椎名麟三に師事し、作家活動を行う。また研究者としても活躍。工学院大学を経て、芝浦工業大学で指導する。

父は落語家柳家金語楼、異母弟はロカビリー歌手として一世を風靡した山下敬二郎、異母妹は女優声優有崎由見子。祖父は三遊亭金勝。叔父は先代昔々亭桃太郎

著書[編集]

  • 『異象の夜に』審美社、1970
  • 『書物万華鏡』実業之日本社、1980
  • 『青春読書日記』同、1981
  • 『父・柳家金語楼』同、1983
  • 『日本文章史論』啓文社、1985
  • 『古書礼賛』青弓社、1986
  • 『忘れられた作家・忘れられた本』松籟社、1987
  • 『古書縦横』青弓社、1988
  • 『古書発掘』同、1989
  • 『古書のある風景』同、1990
  • 『探偵小説の饗宴』同
  • 『幻の作家たち-消え去りし文学へ寄せるオマージュ』冬樹社、1991
  • 『古書の誘惑』青弓社、1991
  • 『異端的神秘主義序説』同、1992
  • 『古書の味覚』青弓社、1993
  • 『幽霊たちは<実在>を夢見る』刀水書房、1993
  • 『古書のざわめき』青弓社、1993
  • 『書物熱愛』実業之日本社、1993
  • 『古書を求めて』青弓社、1994
  • 『「新青年」をめぐる作家たち』筑摩書房、1996
  • 『古書を旅する』青弓社、1997
  • 『風化させない戦争体験の記録』 大空社 1999
  • 『嗚呼、懐かしの金語樓』 小学館 2000
  • 『大正テレビ寄席の芸人たち』 東京堂出版 2001
  • 『20世紀日本怪異文学誌 ドッペルゲンガー文学考』 有楽出版社 2003
  • 『夭折の天才群像 神に召された少年少女たち』 本の友社 2004
  • 『人の読まない本を読む 赤耀館読書漫録』 本の友社 2005
  • 『書斎の憂愁』 日本古書通信社 2009

編書[編集]

  • 橘外男ワンダーランド』(第I期・全六巻、中央書院刊) 1994
  • 『まぼろし文学館』 本の友社、1998(監修)
  • 『リバイバル<外地>文学選集』全20巻、大空社、1998-2000(監修)
  • 『名作翻訳選集』 本の友社、1998(監修)
  • 『叢書俘虜・抑留の真実』全10巻 大空社、1999(監修)
  • エミール・ゾラ選集』(復刻)全17巻、本の友社、2000-02(監修)
  • 『上海叢書』 大空社、全12巻、2002(監修)