片原饅頭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
片原饅頭の包み紙

片原饅頭(かたはらまんじゅう)とは、群馬県前橋市で製造されている酒饅頭である。前橋市の土産菓子となっている。

元は、片原饅頭志満屋本店(前三百貨店〔現・前橋テルサ〕の前にあった)が製造していた。1832年天保3年)以来[1]、長く地元の人に愛され、前橋の土産菓子となっていた。しかし、手間がかかる製法や後継者不足により、1996年平成8年)に志満屋本店は閉店し、164年続いた歴史に一旦幕を下ろした。

その後、元競輪選手餃子店を経営していた福島正幸が、地元(福島も前橋市出身)銘菓だった片原饅頭の復元を決意。全国から麹菌を取り寄せて温度管理や発酵の見極めなど試行錯誤を何年も繰り返した。そして志満屋の元職人頭の助けを借りて、2004年(平成16年)に「ふくまんじゅう」という名で酒まんじゅうの製造・販売(前ばし万十屋本店を開店した)に進出。その後、片原饅頭の復元が完了したとして、志満屋本店の閉店から14年ぶりに2010年(平成22年)5月、「ふくまんじゅう」を改め『片原饅頭復元』と銘打って販売を開始した。

皮のもっちりした食感、独特の歯触りと風味と酸味、秘伝の漉し餡が皮とマッチして「本酒饅頭」として再びファンを獲得するまでになっている。


脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]