溝口勇児
みぞぐち ゆうじ 溝口 勇児 | |
|---|---|
| 生誕 |
1984年11月23日(41歳) |
| 別名 | フィジカルキング[1] |
| 職業 |
起業家 投資家 |
| 活動期間 | 2012年 - |
| 身長 | 187 cm (6 ft 2 in)[1] |
| 肩書き |
WEINGROUP CEO BACKSTAGE CEO BreakingDown COO |
| 受賞 | WIRED Audi INNOVATION AWARD 2018 |
| NoBorder | ||||||||
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| YouTube | ||||||||
| チャンネル | ||||||||
| 活動期間 | 2025年 - | |||||||
| 登録者数 | 33万6千人 | |||||||
| 総再生回数 | 約6,360,000回 | |||||||
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| チャンネル登録者数・総再生回数は 2025年9月24日時点。 | ||||||||
溝口 勇児(みぞぐち ゆうじ、1984年11月23日[2] - )は、日本の起業家、投資家、実業家。WEIN GROUP、BACKSTAGE、REAL VALUEおよびNoBorderで代表取締役社長(CEO)を務め、BreakingDownではCOOを務める。「連続起業家」として2025年9月時点で15社から20社ほどの会社経営を行っている[2]。東京都出身。
略歴
[編集]生い立ち
[編集]東京都足立区に生まれる[3][4]。自身が3歳のころに父が借金を残して失踪し[5]、両親が離婚[6]。母子家庭で育つ。家庭は自己破産するほど貧しく、小学生時に新聞配達、中学生時には運送業、高校生時には複数のアルバイトを掛け持ちして働き、自ら学費を稼いで高校に通っていた[6][5][7]。住み込みで働く母に連れられて、17歳までに10回ほど転居する[8]。失踪後の父とは1度しか会っていなく、まだ若かったが父は生活保護の末に自殺した。父の死後、腹違いの妹がいることが分かった[5]。
スポーツや身体能力に自信があったことから、高校在校時(17歳)にフィットネスクラブのパーソナルトレーナーとして働くようになり、プロ野球選手やプロバスケットボール選手、芸能人など、延べ数百人を担当した[9][10]。同フィットネスクラブの経営悪化を受けて24歳で支配人を任される[3][6][5][9][11]。
起業
[編集]フィットネスクラブでの経験を生かして、2012年の4月11日にフィットネス、ヘルスケア関連の会社「FiNC」を創業し[3][6]、代表取締役社長(CEO)に就任[5]。FiNCでは、アプリのダウンロードが累計約1000万を突破。2014年の夏ごろにベンチャーキャピタルを利用した経営に方針を変える[5]。その後、会社の経営陣との方針の違いから2020年3月にFiNCを退任する[5]。
2020年5月、本田圭佑、高岡浩三とともに「ウェルビーイングの社会を作る」を目的としたファンド「WEIN GROUP」を設立[12][13][14]。同年12月1日に経営陣からパワハラ、不正な資金の使途などを問題として、代表退任要求を突きつけられる[5][15][16][注 1]。同じく本田圭佑と投資を行ってきた元コロプラ社のエンジェル投資家・千葉功太郎も「同内容は事実」とTwitterで追認。一方で、溝口勇児はTwitter上で一連の記事による疑惑を完全に完璧に全否定した[17]。
BreakingDown COO就任
[編集]2021年にエンターテインメントテック企業の「BACKSTAGE」を創業し[3][6][12]、2021年後半から共同経営者としてBreakingDownに参画[5][12][18]。BreakingDownでは運営統括を経てCOO兼国内事業代表に就任[6][19]。2023年からはBreakingDownに選手として出場する機会もあり、「BreakingDown8」で空手全日本チャンピオンの経歴を持つ土屋悠太に勝利[20]、「BreakingDown10」で超10人ニキ神にKO勝利[21]、「BreakingDown13」でアンチ溝口としてオーディションに登場したしょーやにKO勝利[22]、「BreakingDown14」および「16」でSATORUに勝利した[23]。2023年末に朝倉未来とともに映画製作プロジェクト「YOKAE FILM」を立ち上げ、2025年1月31日に公開された映画『BLUE FIGHT 〜蒼き若者たちのブレイキングダウン〜』を製作[24]。
REAL VALUE設立
[編集]2024年7月に堀江貴文、三崎優太とともに経営エンターテイメントYouTube番組の制作会社REAL VALUEを設立し、12月より番組配信を開始[25][26]。
2025年6月30日にXで同年7月8日にプロジェクト「NoBorder」を開始することを発表し、YouTube番組として配信することを発表[27]。番組の内容については「『陰謀論』と呼ばれながらも、長らく時の権力にタブー視されてきたテーマに正面から切り込む内容」であるとし[28]、同プロジェクトについてXで以下のように投稿した[27]。
今の社会には本来すべての人が知り、議論すべきなのに、権力によって封じられてきた不都合な真実が存在します このプロジェクトでは、触れてはならないとされるタブーの一線を越え、僕の命をかけてでも真実の輪郭に迫ります。どんな圧力があっても、決して屈しない。『NoBorder』は、真実と対峙する覚悟で始めるプロジェクトです。 — 溝口勇児
7月1日には上杉隆の報道会社であるNoBorderをM&Aで取得し、同社のCEOに就任[29]。元総理の安倍晋三が暗殺された日付である7月8日にYouTubeチャンネル『NoBorder』を開設[30][28]。7月20日には動画がすべて削除された上で、チャンネルも削除されたことを報告[30]。これを受けて「とりあえずYoutubeの窓口や、偉い人にも抗議しまくります」とXに投稿した[30]。
人物
[編集]2025年10月11日に安倍昭恵、上杉隆らとともに靖国神社を参拝。参拝に際し、Xで「この国がここまで来られたのは、命を懸けて信念を貫いた方々がいたから。今の平和は、誰かの犠牲の上に築かれている。その重みを忘れず、少しでも日本を前に進めるために、僕もこれから自分が信じる戦いをします。口で理想を語るだけでなく、行動で時代を少しでも変えていきたいです」と綴った[31]。
BreakingDown戦績
[編集]| 勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
| ○ | SATORU | 1分1R終了 判定4-1 | BreakingDown16 | 2025年7月13日 |
| ○ | SATORU | 1R 0:59 KO(左ストレート) | BreakingDown14 | 2024年12月8日 |
| ○ | しょーや | 1R 0:16 KO(右フック) | BreakingDown13 | 2024年9月1日 |
| ○ | 超10人ニキ神 | 1R 0:41 KO(顔面への膝蹴り) | BreakingDown10 | 2023年11月23日 |
| ○ | 土屋悠太 | 1分1R終了 判定5-0 | BreakingDown8 | 2023年5月21日 |
受賞
[編集]- 日経ビジネス「若手社長が選ぶベスト社長」[32]
- WIRED Audi INNOVATION AWARD 2018 (2018年)[33]
- BreakingDown Award 2024「年間最高試合賞 (vs. SATORU「BreakingDown14」)」(2024年)[34]
- BreakingDown Award 2025「Mr.BreakingDown賞」(2026年)[35]
FiNC
[編集]- Googleplay ベストオブ2018自己改善部門 大賞受賞[36]
書籍
[編集]著書
[編集]- 『持たざる者の逆襲――まだ何者でもない君へ』幻冬舎、2023年12月。ISBN 978-4-344-04205-6。
掲載
[編集]- 浅川直輝『スタートアップ列伝――ニッポンの明日を拓く30人』日経BP社、2015年5月。ISBN 978-4-8222-7982-0。
- 田原総一朗『起業家のように考える。――ゼロからはじめるビジネス成功の方程式 田原総一朗×起業家18人』プレジデント社、2016年12月。ISBN 978-4-8334-5111-6。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b BreakingDown16(6h17m3s〜) - YouTube
- ^ a b “ブレイキングダウンCOOで、数多くの事業を手がける連続起業家の溝口勇児氏が最高月収を明かす「〝一撃〟で言うなら、正直…」”. サンスポ (2025年9月30日). 2025年12月25日閲覧。
- ^ a b c d “株式会社BACKSTAGE|溝口 勇児”. 超20代 (2023年11月2日). 2024年9月17日閲覧。
- ^ https://x.com/mizoguchi_yuji/status/1714992535612059826?s=46
- ^ a b c d e f g h i j “溝口勇児氏「失意の底にいたからこそ辿り着いた境地」生い立ちから本田圭佑氏との現在も告白 「BreakingDown」を成功に導いた原動力とは”. モデルプレス (2023年3月17日). 2024年9月14日閲覧。
- ^ a b c d e f “株式会社BACKSTAGE|溝口 勇児”. 賢者の原点 (2023年10月11日). 2024年9月17日閲覧。
- ^ “FiNC社長・溝口勇児×田原総一朗対談:大企業が続々出資! 高卒社長が仕掛ける「モバイル×健康」”. PRESIDENT Online. p. 4 (2016年4月11日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ “「ウェルネスエコノミー」をつくる。 誰もが健康になれる社会のために。──溝口勇児”. WIRED.jp. 2024年12月6日閲覧。
- ^ a b itorikoitoriko (2016年4月6日). “【20代の不格好経験】5億円もの資金を投じたフィットネスクラブが、目論見の甘さから2年足らずで閉鎖~株式会社FiNC CEO溝口勇児さん”. リクナビNEXTジャーナル. 2024年12月6日閲覧。
- ^ “dely株式会社CEO堀江裕介と株式会社FiNC TechnologiesCEO 溝口勇児のTOP対談”. チアキャリア. 2024年12月6日閲覧。
- ^ “FiNC社長・溝口勇児×田原総一朗対談:大企業が続々出資! 高卒社長が仕掛ける「モバイル×健康」”. PRESIDENT Online. p. 5 (2016年4月11日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ a b c “【BreakingDown/ブレイキングダウン】溝口勇児氏、2023年の総括&今後の展望語る 選手を通じて世間に感じてほしいこととは?<BreakingDown Award2023 独占インタビュー>”. モデルプレス (2023年4月10日). 2024年9月17日閲覧。
- ^ “『田村淳さんと“未来を支えるテクノロジーを探ってみた”』 第3回「ヘルスケアの未来・前編」(WEIN挑戦者FUND・溝口勇児代表との対談)”. 未来コトハジメ (2020年12月1日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ “【WEIN溝口勇児】「会社とは、真の自由を手にするための場所」ニューノーマルの時代に問い直す“会社で働く意味” - 20's type”. 転職type (2020年9月25日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ 一郎, 山本. “(2ページ目)ベンチャー界隈の揉め事 サッカー本田圭佑さんも爆心地で巻き込まれる騒動を実況生中継”. 文春オンライン. 2024年9月14日閲覧。
- ^ “なぜ、9カ月で内部崩壊が起きたのか──WEIN騒動・溝口勇児氏の言い分”. ダイヤモンド・オンライン (2021年3月5日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ 一郎, 山本 (2021年3月1日). “(2ページ目)ベンチャー界隈の揉め事 サッカー本田圭佑さんも爆心地で巻き込まれる騒動を実況生中継”. 文春オンライン. 2026年1月14日閲覧。
- ^ “熱狂と批判を生むブレイキングダウン 相次ぐ逮捕者、運営側の思いは”. 朝日新聞デジタル (2024年7月3日). 2024年9月17日閲覧。
- ^ “BreakingDown株式会社、代表取締役社長交代に関するお知らせ 〜BreakingDownファウンダー兼プロデューサーの朝倉未来が新社長に就任〜”. PR TIMES (2023年2月17日). 2024年9月17日閲覧。
- ^ “【ブレイキングダウン8】起業家の溝口勇児が空手王の土屋悠太を破る”. サンスポ (2023年5月21日). 2024年9月17日閲覧。
- ^ 藤中栄二. “【BD10】39歳誕生日の溝口勇児COO、超10人ニキ神に余裕の圧勝 ヒザ連打でKO撃破 - 格闘技 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年9月17日閲覧。
- ^ “BreakingDownの溝口勇児COOがアンチをフルボッコKO!朝倉未来の理不尽要求にブチ切れも場内大爆笑”. バトル・ニュース. 2024年9月17日閲覧。
- ^ “【ブレイキングダウン14】溝口勇児COO、残り1秒でSATORUを衝撃の逆転KO BD史に残る名勝負に「おい、未来見てるか?勝ったぞ!」”. サンスポ (2024年12月8日). 2024年12月13日閲覧。
- ^ “BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~ | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品・上映情報”. 映画ナタリー. 2025年2月26日閲覧。
- ^ 村上幸将. “堀江貴文氏と“青汁王子”三崎優太氏、BDのCOO溝口勇児氏が新会社設立「本当の価値を提供」”. nikkansports.com. 2025年12月25日閲覧。
- ^ “株式会社REAL VALUEのプレスリリース”. PR TIMES. 2025年6月22日閲覧。
- ^ a b 広部玄. “溝口勇児氏「『これ、本当に流して大丈夫なのか』と思うレベルの内容」新プロジェクト概要発表”. nikkansports.com. 2025年8月12日閲覧。
- ^ a b “溝口勇児氏、一部圧力にブチギレ「なめんなよ、バーカ」 「おれに圧力かけんのは逆効果」と通達”. 日刊スポーツ. (2025年7月6日) 2025年9月16日閲覧。
- ^ “ブレイキングダウンCOOの溝口勇児氏、報道会社をM&Aで取得 「僕自身がホワイトハウスの記者会見などでトランプ大統領に直接質疑応答ができます」”. サンスポ (2025年7月1日). 2025年8月12日閲覧。
- ^ a b c “「NoBorder」の動画全削除…溝口勇児氏「いきなりバンされて動画全消し…徹底的に抗いたい」”. スポニチ Sponichi Annex. 2025年8月12日閲覧。
- ^ “溝口勇児氏、靖国神社参拝を報告 元首相夫人と並んだショット公開「今の平和は…」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞東京本社). (2025年10月12日) 2025年10月13日閲覧。
- ^ Kawamura, Chikara (2018年9月28日). “55億円調達のヘルスケアベンチャーFiNC 溝口代表が語る「健康データで世界と戦う方法」”. BUSINESS INSIDER JAPAN. 2024年12月6日閲覧。
- ^ Miyata, Fumihisa (2018年12月13日). “その夜、誰もがイノヴェイションを「体感」できる空間が生まれた:「WIRED Audi INNOVATION AWARD 2018」授賞式レポート”. WIRED.jp. 2024年9月14日閲覧。
- ^ “【ブレイキングダウン】ベストバウト賞は溝口勇児-SATORU 溝口COO「絶対『お前が自分で選んだだろ』って言われる」”. サンスポ (2024年12月26日). 2024年12月27日閲覧。
- ^ “【BreakingDown】Mr BreakingDown賞を受賞した溝口勇児が檄「お前らさ、俺にこんなの取られていいの?」”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2026年1月31日閲覧。
- ^ “ヘルスケア領域で50超の特許を取得 FiNCの知財戦略とは”. 週刊アスキー. 2024年12月6日閲覧。