深層Web

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深層Web(しんそうウェブ)、または、ディープWeb(ディープ・ウェブ、英語: Deep Web)は、World Wide Web上にある情報のうちで、通常の検索エンジンが収集することができない情報である。インビジブルWeb(インビジブル・ウェブ、invisible Web)とも呼ばれる。例えば、ログインを行わないと閲覧できないページなどは全て深層Webに当たる。したがって、ウェブ上のリソースのほとんどは深層Web上に存在する。

概要[編集]

検索エンジンは通常、クローラと呼ばれるプログラムを用いてWorld Wide Webを巡回し、情報を収集している。しかしながら、クローラは、著作権法上の問題などから、一定の記述を行って情報の収集を拒否したページの情報は収集していない。また、JavaScriptAdobe Flash等が用いられているとリンクをたどれない場合があり、パスワード保護されているページも巡回することができない。

これらの要因から、検索エンジンによって収集されず、その結果、検索することができない情報が深層Webと呼ばれる。

深層Webに対して、通常の検索エンジンのクローラによって収集可能な情報は、表層Web(ひょうそうウェブ)、サーフェスWeb(サーフェス・ウェブ、surface Web)、または、ビジブルWeb(ビジブルウェブ、visible Web)と呼ばれる。

また、ダークウェブはディープウェブの一部だが、「ディープウェブ=ダークウェブ」ではない。ダークウェブはTorのonionドメインなどのことである[1]

関連項目[編集]

  • ダークネット - 深層Webの一部で、深層Webと混同が少なくない。
  • Tor - 通信を匿名化する技術とソフトウェアの総称。
  • イントラネット - 特定の企業や組織が内部で情報を共有する為のネットワーク。
  • 闇サイト

出典[編集]

  1. ^ 隠されたインターネットを探る「ディープウェブ」検索エンジンとは |” (日本語). THE ZERO/ONE – サイバーセキュリティ・メディア. 2020年5月17日閲覧。