永興島

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外交紛争のある島
現地名:
中国語: 永兴岛
ベトナム語: Đảo Phú Lâm
英語: Woody Island
地理
場所 南シナ海
座標 北緯16度50分0.4秒 東経112度20分39.6秒 / 北緯16.833444度 東経112.344333度 / 16.833444; 112.344333座標: 北緯16度50分0.4秒 東経112度20分39.6秒 / 北緯16.833444度 東経112.344333度 / 16.833444; 112.344333
所属群島 西沙諸島
実効支配
 中国
海南省
地級市 三沙市
領有権主張
 中華民国
ベトナムの旗 ベトナム
アンフィトリテ諸島。南側の島が永興島/フーラム島/ウッディー島

永興島(中国語。簡体字: 永兴岛)、フーラム島ベトナム語: Đảo Phú Lâm)又はウッディー島英語: Woody Island)は、西沙諸島(パラセル諸島)にある。同諸島においても、中国が南海諸島と呼ぶ地域においても最大の島である。

地勢[編集]

西沙諸島北東部のアンフィトリテ諸島[1]英語: Amphitrite Group中国語: 宣徳環礁)に属す。中国で七連嶼と呼ばれる岩礁群とともに環礁を形成しており、そのうち、北東にある石島とは道路で接続されている。

サンゴ礁に囲まれた平坦な島である。面積は2.1平方キロメートルで、平均海抜は5メートル。

気候は熱帯に属し、平均気温は26.5℃。

領有をめぐる状況[編集]

ベトナム中華民国台湾)も領有権を主張しているが、1974年以降、この島を含む西沙諸島全体を中国が実効支配している。中国は領有権紛争のある南シナ海の島礁群を南海諸島と呼んで、その全体を海南省三沙市としている。そして、この島を南海諸島の中心とするべくあらゆる施設を建設し既成事実化を進めている。

中国による実効支配の状況[編集]

人口は、1,000人以上としている。主に中国人民解放軍中国人民武装警察部隊、三沙市政府などの人員などが居住。民間住民には米や油、真水が不定期に支給され、軍用地以外の土地は自由に使用でき、各自家を建てることができる。また定住する漁民には衛星放送アンテナやチューナーがプレゼントされ、電気代は完全無料である。[要出典]

島は航空海事軍事基地となっており、直径1.6km程度の島に、島からはみ出すように2,700mもの滑走路が建設され[2]、さらに3,000mに拡張されて軍民両用にされており、2016年2月には長距離地対空ミサイルや戦闘機も配備されている[3][4]

三沙市議事堂が置かれている。三沙市は南海諸島全体を管轄していることになっているが、実質は中国が主に実効支配している西沙諸島を管轄している。三沙市の住人のほとんどがこの島に住んでおり、三沙市議事堂は軍・政府関係者など1,000人程度のための議事堂である。

医療施設としては、部隊の病院である「人民医院」がある。また、金融機関の工商銀行、スーパーマーケットの西沙超市がある。メインストリートは北京路。[要出典]2015年には幼稚園及び小学校が開設されている[5]

歴史[編集]

交通[編集]

中華人民共和国、海南島三亜市の文晶との間に定期貨客船の琼沙3号が就航している[6]

脚注[編集]

  1. ^ 南シナ海における中国の海洋進出および「海洋権益」維持活動について (PDF) 国立国会図書館調査及び立法考査局外交防衛課 小谷俊介、レファレンス 平成25年11月号
  2. ^ 読売新聞、2014年11月14日
  3. ^ 中国、南シナ海で滑走路拡張「あらゆる軍用機離発着が可能に」 産経ニュース、2014年8月19日
  4. ^ 中国、西沙諸島に民間航空路線…管轄の市長表明 : 国際 読売新聞、2016年3月6日
  5. ^ 中国が南シナ海で「既成事実化」を推進 年内に永興島に軍民共用空港を開設、全島でWiFi利用可能に サーチナ、2016年1月16日
  6. ^ a b c d e 混迷の東アジア海洋圏 -新たな海洋秩序構築に向けて- (PDF) 海洋政策研究財団編
  7. ^ 中華人民共和国民政部「民政部关于国务院批准设立地级三沙市的公告」(2012年6月21日)

外部リンク[編集]