永井充

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永井 充(ながい みつる、1932年12月12日[1]- )は、プロ野球球団大阪近鉄バファローズ元球団社長である。

来歴・人物[編集]

大阪府茨木市出身[2]1955年関西学院大学経済学部を卒業した後に近畿日本鉄道に入社した[2][1]防長交通への出向を経て、1982年6月に取締役に就任し、常務、専務を経て、1996年6月から2003年6月までに副社長を務めた[1]

会計部長、経理部長などを経て、2001年から球団社長に就任した[2]

ファン開拓のために、夏休みの時に子供の入場料を無料にしたり、選手の人形をプレゼントする企画を建てたり、大阪府内の小学校に野球道具を贈ったりした[3]。球団名の命名権売却を提案したことにより、波紋を起こした[3]

2004年2月をもって、球団社長を退任した。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 興信データ株式會社 1999, な184頁.
  2. ^ a b c 朝日新聞2001年10月20日夕刊6頁
  3. ^ a b 朝日新聞2004年3月3日朝刊19頁

参考文献[編集]

  • 興信データ株式會社『人事興信録 第40版 下』興信データ、1999年。