EPCRチャレンジカップ
表示
欧州チャレンジカップ(おうしゅう―、European Challenge Cup)は、ヨーロッパにおけるラグビークラブのカップ戦である。ハイネケンカップの下部大会にあたる。
1996年に「ヨーロピアン・シールド」として開始。2003年に「チャレンジカップ」に改称した。2001年から2005年までは筆記具メーカーのパーカーが冠スポンサーを務めていた。
大会の流れ
シックス・ネイションズからはハイネケンカップに次ぐ順位のクラブが出場。ルーマニア、スペイン、ポルトガルの上位クラブの中からも出場。
2010-11年のシーズンでは、20クラブを4クラブずつの5プールに分けてホーム・アンド・アウェー方式の総当り戦を戦い、各プール1位が準々決勝に進出。準々決勝には、ハイネケンカップのプール戦で準々決勝に進めなかったチームのうち、成績のよかった3チームも参加。準決勝以降はノックアウト方式。
歴代決勝戦記録
シーズン | 優勝 | スコア | 準優勝 | 会場 | 観衆 |
---|---|---|---|---|---|
1996/97 | ブルゴアン ( フランス) |
18-9 | カストル ( フランス) |
スタッド・デ・ラ・メディテラネ, ベジエ |
10,000 |
1997/98 | コロミエ ( フランス) |
43-5 | アジャン ( フランス) |
スタッド・アーネスト=ワロン, トゥールーズ |
12,500 |
1998/99 | モンフェラン ( フランス) |
35-16 | ブルゴアン ( フランス) |
スタッド・ジェルラン, リヨン |
31,986 |
1999/00 | ポー ( フランス) |
34-21 | カストル ( フランス) |
スタッド・アーネスト=ワロン, トゥールーズ |
6,000 |
2000/01 | NECハリクインズ ( イングランド) |
42-33 | ナルボンヌ ( フランス) |
マデイスキー・スタジアム, レディング |
10,013 |
2001/02 | セール ( イングランド) |
25-22 | パンティプリッズ ( ウェールズ) |
カッサム・スタジアム, オックスフォード |
12,000 |
2002/03 | ロンドン・ワスプス ( イングランド) |
48-30 | バース ( イングランド) |
マデイスキー・スタジアム, レディング |
18,074 |
2003/04 | NECハリクインズ ( イングランド) |
27-26 | モンフェラン ( フランス) |
マデイスキー・スタジアム, レディング |
13,123 |
2004/05 | セール ( イングランド) |
27-3 | ポー ( フランス) |
カッサム・スタジアム, オックスフォード |
7,230 |
2005/06 | グロスター ( イングランド) |
36-34 (aet) |
ロンドン・アイリッシュ ( イングランド) |
トゥイッケナム・ストゥープ, ロンドン |
12,053 |
2006/07 | クレルモン ( フランス) |
22-16 | バース ( イングランド) |
トゥイッケナム・ストゥープ, ロンドン |
10,134 |
2007/08 | バース ( イングランド) |
24-16 | ウスター ( イングランド) |
キングスホルム・スタジアム, グロスター |
16,157 |
2008/09 | ノーサンプトン ( イングランド) |
15-3 | ブルゴアン ( フランス) |
トゥイッケナム・ストゥープ, ロンドン |
9,260 |
2009/10 | カーディフ ( ウェールズ) |
28-21 | トゥーロン ( フランス) |
スタッド・ヴェロドローム, マルセイユ |
58,632 |
2010/11 | ハリクインズ ( イングランド) |
19-18 | スタッド・フランセ・パリ ( フランス) |
カーディフ・シティ・スタジアム, カーディフ |
12,236 |