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桜木嘉右衛門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
桜木嘉右衛門
さくらぎ かえもん
生年月日 1838年8月20日
出生地 日本の旗 日本 土佐国高知城下種崎町
(現高知県高知市はりまや町)
没年月日 (1914-01-08) 1914年1月8日(75歳没)
前職 高知貯蓄銀行監査役

在任期間 1906年12月29日 - 1911年9月28日
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4代 桜木 嘉右衛門(櫻木、さくらぎ かえもん、天保9年7月1日1838年8月20日[1] - 1914年大正3年)1月8日[1])は、幕末から明治時代の政治家実業家貴族院多額納税者議員。名は正義[1]。前名は馬之助[1]

経歴・人物

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3代目桜木嘉右衛門正利、鹿の二男として高知城下種崎町(現・高知市はりまや町)に生まれ、のち前名を改めて襲名する[1]。藩政下、町内総組頭を務め、廃藩後は町内取締役となる[1]。本業は酒造業で「葉柳」の醸造元[1]

1877年(明治10年)第七国立銀行が設立すると同取締役に就任[1]1881年(明治14年)帆走船運漕営業会社天佑社を設立し、相談役を経て社長に就任[1]1886年(明治19年)土佐郡酒造家連合会を設立し同会長に就任[1]1896年(明治29年)高知貯蓄銀行を設立し監査役となった[1]

1906年(明治39年)12月28日、高知県多額納税者として補欠選挙で貴族院議員に互選され[2][3]、翌日29日に就任し[4]1911年(明治44年)9月28日まで務めた[1]

親族

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  • 養子:桜木満之助(実業家、高知商工会議所会頭)[5][6][7]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l 高知新聞社 1999, 349頁.
  2. ^ 『桜木嘉右衛門貴族院令第一条五項ニ依リ貴族院議員ニ任スルノ件』 - 国立公文書館デジタルアーカイブ、明治39年12月28日。
  3. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、16頁。
  4. ^ 『官報』第7053号、明治40年1月4日。
  5. ^ 高知新聞社 1999, 350頁.
  6. ^ 人事興信所 1915, さ75頁.
  7. ^ 人事興信所 1928, サ126頁.

参考文献

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  • 人事興信所『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1703995 
  • 人事興信所『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2127124 
  • 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
  • 『高知県人名事典 新版』高知新聞社、1999年。ISBN 4875032854