林勝彦

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林 勝彦(はやし かつひこ、1943年 - )は、東京都生まれの元NHKプロデューサー、東京大学先端科学技術研究センター客員教授などを歴任し、現在サイエンス映像学会副会長であり、監督として自主映画「いのち〜from Fkushima to our future generation」製作中。

履歴[編集]

  • 1943年 東京生まれ
  • 1965年 慶応義塾大学文学部哲学科(産業社会学)卒業後、NHKに入局。ディレクター(1965 - 1982)、デスク(1982 - 1986)、プロデューサー(1987 - 2005)として40年間、約300本以上の番組制作(主に科学、環境、医学、医療、原子力など)
  • 1965年〜70年 山口放送局放送部
  • 1970年〜73年 東京、教育局学校放送部
  • 1973年〜77年 番組制作局、科学産業部
  • 1977年〜82年 名古屋放送局放送部
  • 1982年〜84年 東京番組制作局教養科学部、
  • 1984年〜87年 編成局NHKスペシャル番組部、
  • 1987年〜90年 NHKエンタープライズ、
  • 1990年〜91年 編成局NHKスペシャル番組部、
  • 1991年〜95年 NHKクリエイティブ
  • 1995年〜2006年 NHKエンタープライズ21



  • 2003年〜2006年 科学ジャーナリスト塾 講師(日本科学技術ジャーナリスト会議主催)
  • 2007年〜現在 科学ジャーナリスト塾 塾長(主催は2008年からサイエンス映像学会と日本科学技術ジャーナリスト会議共催)
  • 1989年〜92年(財)ハイビジョン普及センター 映像教育研究委員(委員長:後藤和彦 常磐大学教授)
  • 2000年〜02年 科学技術会議生活委員会生活・社会基盤研究小委員会(研究評価部会・健康・医療評価 小委員会)(委員長:井村裕夫 元科学技術会議議員)
  • 2003年〜05年 文部科学省、科学技術・学術審議会専門委員(研究評価部会・健康・医療評価 W・G)(委員長:柳川 洋 埼玉県立大学学長)
  • 2004年〜06年 今後の国立大学等施設の整備充実に関する調査研究協力者会議委員(文部科学省大臣官房文教施設部計画課整備計画室企画課担当)(委員長:木村 孟 大学評価・学位授与機構長)
  • 2000年〜03年 伊藤喜朔賞 審査委員。日本で唯一のCGを含むテレビ美術デザイナーの作品を審査。主催:(財)テレビ芸術協会(委員長:小林由紀子)
  • 2002年〜03年 彩都カルチャーパーク事業ビジョン研究会委員(委員長:松原正毅 国立民博地域センター長・教授)
  • 2003年〜現在 日本ジャーナリスト会議理事(会長:武部 元朝日新聞科学部長)
  • 2004年〜05年 兵庫知的コンテンツ復興推進会議委員(委員長:白川功 阪大名誉教授)
  • 2004年〜05年 ひょうご”IT&A”学生グンプリ 2004年審査委員。学生が製作する”IT&A”の作品を審査。主催:(財)ひょうご中小企業活性化センター(委員長:畑洋雄 関西学院大学教授)
  • 2006年〜現在 東京大学先端科学技術研究センター「倫理委員会」委員
  • 2007年〜現在 文部科学省科学技術振興調整費先端融合領域イノベーション創出拠点の形成『システム疾患生命科学による先端医療技術開発』諮問委員会委員
  • 2006年 サイエンス映像学会設立準備委員長
  • 2007年〜現在 サイエンス映像学会 副会長(会長養老孟司

主な受賞歴[編集]

  • 個人・団体賞
    • NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体II 脳と心」6本シリーズに第1集〜第6集(1993年10月31日〜1994年3月20日)
      • 第20回放送文化基金賞・個人、団体部門(代表・林勝彦と人体CGスタッフ)


  • 国際コンクール
    • NHK特集「にがよもぎ・チェルノブイリ原発事故」(1986年3月14日)
      • 第27回モンテカルロ国際テレビ祭/ゴールデンニンフ賞
      • 第27回モンテカルロ国際テレビ祭/国際批評家賞
      • 第27回モンテカルロ国際テレビ祭/レーニエ3世賞
    • NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体」第6集 生命を守る〜ミクロの戦士たち(1989年9月12日)
      • 第17回教育番組国際コンクール日本賞/グランプリ
      • 第17回教育番組国際コンクール日本賞/日本電子機械工学会賞
      • 第1回バイオメディカルジャーナリズム賞/最優秀番組賞
    • BS1ジャパンレビュー「地球再生に挑む〜平井親子二世代の記録」(1992年6月20日)
      • 第1回アジア映像祭/推賞
    • NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体II 脳と心」第1集 心が生まれた惑星〜進化(1993年10月31日)
      • ハイビジョン国際映像祭ちば・モントリオール1994/フェスティバル表彰
      • ハイビジョン・アウォード’94/選定委員長賞
    • NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体II 脳と心」第3集 人生をつぐむ臓器〜記憶(1993年12月12日)
      • 第11回国際科学番組フェスティバル/優秀賞
      • 第5回ケベック国際科学フィルムフェスティバル/優秀賞
      • 1994年シーグラフ入賞/ビデオレビュー収録
      • 第14回国際科学番組フェスティバル生命映像祭/リヨン市長/グランプリ
    • NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体II 脳と心」第5集 秘められた復元力〜発達と再生(1994年2月20日)
      • 第5回上海テレビ祭/最優秀撮影賞
    • NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体II 脳と心」第6集 果てしなき脳宇宙〜無意識と創造性(1994年3月20日)
      • 第2回メディアネット賞/スペシャル・メンション
      • 第5回国際アニメーションフェスティバル広島大会/第2位
    • BS1日曜スペシャル「調査報告・地雷廃絶への道〜日本人ビデオジャーナリストの執念(1997年12月21日)」
      • 第7回地球環境映像祭入賞
    • BS1日曜スペシャル「エコキッズ 〜子供の目が見た環境破壊」(1995年11月23日)(共同制作:NHKエンタープライズ21、テレビマンユニオン)
      • 第5回地球環境映像祭/特別賞
    • NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体III 遺伝子」第4集 命を刻む時計の秘密 〜老化と死の設計図〜(1999年8月9日)
      • 第17回国際科学番組フェスティバル科学映像賞(通称:ユネスコ賞)
      • 第43回ザ・ニューヨーク・フェスティバル2000/科学部門ゴールドワールドメダル
      • 第1回北京国際科学映像祭/「医学・健康部門」金賞
    • マルチメディア・人体 CD-ROM(2枚) 1.ダヴィンチの書(人体映像百科辞典) 2.ダヴィンチを救え!(ナビゲーションゲーム) (1996年)
      • ニューヨークフェスティバル総合グランプリ(図書部内賞)
      • ヨーロッパマルチメディア賞 教養科学部門賞
      • アメリカ教育コミュニケーション工業会DID賞


  • 国内コンクール
    • 教育テレビスペシャル「生命科学の驚異」第1集 生殖革命〜人工生物誕生(1979年11月6日) ・科学放送賞
    • NHK特集「知られざる巨大技術・原子力」3本シリーズに(1981年7月10日、17日、24日)
      • 第19回ギャラクシー賞/選奨
    • NHK特集「知られざる巨大技術・原子力」第3集 どう棄てる放射性廃棄物(1981年7月24日) ・第8回放送文化基金賞/奨励賞
    • NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体」6本シリーズに第1集〜第6集(1989年6月10日〜1989年9月12日)
      • 平成元年度中央福祉審議会/特別推薦
      • AVA’89グランプリ/金賞、通産大臣賞
      • AVA’89・CG部門/グランプリ
    • NHKスペシャル驚異の小宇宙 人体」第1集 生命誕生(1989年6月10日)
      • 平成元年度科学放送賞/科学放送奨励賞
      • 平成元年度日本テレビ技術賞/CG賞
    • NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体」第4集 壮大な化学工場〜肝臓(1989年9月10日)
      • 90年 科学技術映画祭/優秀作品賞
    • NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体」第6集 生命を守るミクロの戦士たち〜免疫(1989年9月12日)
      • 第16回放送文化基金賞/奨励賞
      • 日本テレビ技術賞/CG技術
      • 会長賞
    • NHKスペシャル「脳死」第1部 新しい死がもたらすもの(1990年12月15日)
      • 第17回放送文化基金賞/優秀賞
    • NHKスペシャル「あなたの声が聞きたい〜”植物人間”生還へのチャレンジ」(1992年6月7日)(共同制作:NHKクリエイティブ、ドキュメンタリージャパン)
      • 平成4年度文化庁芸術作品賞
      • 92年地方の時代映像コンクール/審査委員会推賞
      • 第30回ギャラクシー賞/選奨
      • 会長賞
    • NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体II 脳と心」6本シリーズに第1集〜第6集(1993年10月31日〜1994年3月20日)
      • 第2回橋田賞
      • 1993年度画像電子技術賞
    • NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体II 脳と心」第3集 人生をつむぐ臓器〜記憶(1993年12月12日)
      • 第35回科学技術映画祭/科学技術庁推奨
    • NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体II 脳と心」第5集 秘められた復元力〜発達と再生(1994年2月20日)
      • 第31回ギャラクシー賞/奨励賞
    • プライムリ11「心の窓を開け 翔君〜自閉症への挑戦」(1994年6月25日)
      • 1998年度中央児童福祉文化財推薦
    • BS2スペシャル「青春法廷〜生命を問いかける学生たち」(1995年2月10日)(共同制作:NHKクリエイティブ、ドキュメンタリージャパン)
      • 第21回放送文化基金賞/本賞
      • テレビジョンATP賞’95/郵政大臣賞、優秀賞
      • 第32回ギャラクシー賞/選奨
    • BS1日曜スペシャル「死を学ぶ子供たち〜デス・エデュケーションの現場から」(1996年5月12日)
      • 1996年度中央児童福祉番組審議会/推薦
    • 年末ドキュメンタリー「記憶が失われた時〜ある家族の2年半の記憶」(1996年12月27日)(共同制作:NHKエンタープライズ21、テレビマンユニオン)
      • 第23回放送文化基金賞
      • 第14回テレビジョンATR賞'97/奨励賞
    • NHKスペシャル「柳田邦男の生と死を見つめて〜低体温療法の衝撃」(1997年2月2日)
      • 第23回放送文化基金賞
      • 第34回ギャラクシー賞/奨励賞
      • 第14回テレビジョンATP賞'97/奨励賞
    • マルチメディア・人体 CD-ROM(2枚)
      • ダヴィンチの書 (人体映像百科事典)
      • ダヴィンチを救え!(ナビゲーションゲーム)
      • BS2ウィークエンドスペシャル
      • 「立花隆・謎のキャンパスを行く〜東大先端研探検」(1997年7月26日)
      • 共同制作:NHKエンタープライズ21、テレビマンユニオン)
      • 全国学校図書館協議会選定コンピュータ・ソフトウェア
      • 第14回ATP賞’97/優秀賞
    • NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体III 遺伝子」第4集 命を刻む時計の秘密 〜老化と死の設計図〜(1999年8月9日)
      • 第41回科学技術映画祭/科学技術長官賞
    • NHKジュニアスペシャル「驚異の小宇宙 人体」第6集「赤ちゃん誕生」 (2003年)
      • 2003年中央児童福祉文化財推薦番組
    • NHKジュニアスペシャル「新シルクロードシリーズ」(2005年)
      • 2005年中央児童福祉文化財推薦番組
    • NHKジュニアスペシャル「驚異の小宇宙 人体II 脳と心 第1集〜第6集」第1集 心が生まれた惑星〜進化〜 第2集 脳が世界をつくる〜知覚〜 第3集 人生をつむぐ臓器〜記憶〜 第4集 人はなぜ愛するか〜感情〜 第5集 秘められた復元力〜発想と再生〜 第6集 果てしなき宇宙〜無意識と創造性〜(2005年)
      • 2005年中央児童福祉文化財推薦番組


著書[編集]

  • 編著
    • 「(NHKスペシャルセレクション)これが脳低体温療法だ―脳死を防ぐ新医療」林勝彦と人体プロジェクト 1997年(日本放送出版協会)(P1 - 8)、(P217 - 239)、(P240 - 243)


  • 共著
    • 「NHK特集 原子力 秘められた巨大技術」 NHK取材班著1989年11月(NHK出版)
    • NHKスペシャル 脳死」立花隆とNHK取材班著 1991年4月(NHK出版)(P254 - 259)
    • NHKスペシャル 脳死移植」NHK脳死プロジェクト1992年4月(NHK出版)(P198 - 248)
    • NHKスペシャル 安楽死 : 生と死をみつめる」NHK人体プロジェクト編著 1996年5月(NHK出版)(P1 - 4)、(P10 - 26)、(P211 - 280)、(P304 - 310)
    • 「共生と循環の思想を求めて 京都フォーラム講演集」1992年(NHK出版)
      • 第15回「メディアの地球的責務」…林勝彦
    • NHKサイエンススペシャル「驚異の小宇宙 人体」シリーズ 1989年4月(NHK出版)
      • 第1巻 生命誕生
      • 第2巻 しなやかなポンプ 〜心臓・血管〜
      • 第3巻 消化吸収の妙 〜胃・腸〜
      • 第4巻 壮大な化学工場 〜肝臓〜
      • 第5巻 なめらかな連携プレー 〜骨・筋肉〜
      • 第6巻 生命を守る 〜免疫〜
      • 別巻1 CG図鑑
      • 別巻2 ビジュアル人体データブック
    • NHKサイエンススペシャル「驚異の小宇宙 人体II 脳と心」シリーズ 1994年4月(NHK出版)
      • 第1巻 心が生まれた惑星〜進化〜
      • 第2巻 脳が世界をつくる〜知覚〜
      • 第3巻 人生をつむぐ臓器〜記憶〜
      • 第4巻 人はなぜ愛するか〜感情〜
      • 第5巻 秘められた復元力〜発達と再生〜
      • 第5巻上海テレビ祭最優秀ドキュメンタリー撮影賞受賞
      • 第6巻 果てしなき脳宇宙〜無意識と創造性〜
      • 別巻1 ビジュアル脳と心のデータブック
    • NHKサイエンススペシャル「驚異の小宇宙 人体III 遺伝子」シリーズ 1999年(NHK出版)
      • 第1巻 生命の暗号を解読せよ〜ヒトの設計図〜
      • 第2巻 つきとめよ ガン発生の謎〜病気の設計図〜
      • 第3巻 日本人のルーツを探れ〜人類の設計図〜
      • 第4巻 命を刻む時計の秘密〜老化と死の設計図〜
      • 第5巻 秘められたパワーを発揮せよ〜精神の設計図〜
      • 第6巻 パンドラの箱は開かれた〜未来人の設計図〜
    • EARTH SUMMIT TIMES(地球サミットサイムズ)(京都フォーラム)
      • 「ココロジーに向けて」(P114 - 115)、英語"Kokoro Ecology"(P60 - 61)
    • 「応用物理」第68巻 第8号 1999年 (応用物理学会)(P938 - 943)
      • ジャーナリズムと応用物理 …林勝彦
    • 「東大は主張する2000」2000年 ((財)東京大学新聞社)
      • 第1章「映像は活字を超えたのか」…林勝彦
    • 「新しい生命の都市をめざして 彩都コンセプトブック 2002年(国際文化公園都市㈱)
      • エコシティーと新エネルギーシステムを実現するために 内藤正明(京大教授)× 林勝彦 (P184 - 197)
    • 「22世紀への手紙 〜生命・情報・夢〜」2010年 (NTT出版)
      • 二二世紀、科学・技術社会への夢 …林勝彦(P111 - 138)
    • 「科学ジャーナリズムの世界」2004年(化学同人社)
      • 第2部 第8章 テレビ科学番組の盛衰と未来 …林勝彦
    • 「科学ジャーナリストの手法」2007年(化学同人社)
      • 第1章 科学ジャーナリストの目-テーマ選びと着眼点 …林勝彦 (P77 - 89)
    • (公益社団法人)日本化学会「将来世代からのメッセージ ―サイエンスの方向性と哲学を問う」2010年63巻6号 巻頭言
    • 「科学ジャーナリズムはどう実践されるのか」2010年(科学コミュニケーション叢書)
      • 第9章「世界に通用する科学ジャーナリストを育てよう」(P136 - 155)
    • 「化学」(学会誌)2010年 巻頭言(P461)、英語版(P503)

主なシンポジウム・フォーラム[編集]

  • 1989年〜2009年 京都フォーラム主催(全60回の内、約70%を総合司会や討論参加者として関わる)
    • 発題者としては第15回「メディアの地球的責務〜抑止力としてのメディア・問われる生命環境から」ほか。
  • 1998年〜現在 公共哲学京都フォーラム(全107回の内、約70%を総合司会や討論参加者として関わる)
    • 発題者としては
      • 第12回「高度情報社会における公私問題」「テレビ番組制作を通して見た公と私の問題」
      • 第104回「東日本大震災を公共哲学する」「脱原発は可能か?」(発題者)ほか
  • 2004年7月 日本科学技術ジャーナリスト会議設立10周年記念行事 「科学技術の行方と社会〜伝え、受け取る、語り合う〜」
    • コーディネーター・林勝彦 パネリスト・立花隆(評論家)、池内了(名大教授)、有本建男(文部科学省局長)、高橋真理子(朝日新聞論説委員)
  • 2010年2月2日「映像で綴る遺伝子研究最前線」六本木ヒルズ森美術館

外部リンク[編集]

関連人物[編集]