木原武一

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木原 武一(きはら ぶいち、1941年 - )は、日本の文芸・思想・人生評論家翻訳家

来歴[編集]

東京生まれ。東京大学独文科卒。 当初は現代米国文明論などを翻訳していたが、その後、人生論、読書案内などを多く執筆している。

著書[編集]

  • 『講義のあとで 知の追究者たちが語る学問の入り口とその世界』1 - 3(日本リクルートセンター出版部) 1980 - 1983、のち丸善 2009.1
  • ルイス・マンフォード』(鹿島出版会、SD選書) 1984.6
  • 『哲学からのメッセージ』 (新潮選書) 1987.4
  • 『ヒトはなぜだまされるのか 実習にんげん論』(リクルート出版) 1987.12、のち改題『あの世でも続けたい仕事』(PHP文庫
  • 『大人のための偉人伝』 (新潮選書) 1989.7
  • 『続・大人のための偉人伝』 (新潮選書) 1991.6
  • アインシュタインの就職願書 人間と仕事の愉快な歴史』(新樹社) 1991.10、のちPHP文庫
  • 『要約世界文学全集』1 - 2 (新潮選書) 1992.5、のち文庫
  • 『名作はなぜ生まれたか 文豪たちの生涯を読む』(同文書院、アテナ選書) 1993.11、のちPHP文庫
  • 『性格の研究 タイプ論からみた歴史上の人物』(メディアファクトリー) 1993.10 、のちPHP文庫
  • 『孤独の研究』(PHP研究所) 1993.5、のち文庫
  • 『天才の勉強術』 (新潮選書) 1994.6
  • 『人生最後の時間』(PHP研究所) 1995.2 、のち文庫
  • 『ぼくたちのマルクス』(ちくまプリマーブックス) 1995.2
  • 『天才ほどよく悩む』(ネスコ) 1995.10
  • 『幸福の探究 幸福に生きるための条件とは』(芸文社) 1996.4
  • 『人生雨の日の過ごし方晴れの日の愉しみ方 心が洗われることばの贈り物』(大和書房) 1997.2、のち改題『ちからをくれる言葉』(光文社、知恵の森文庫)
  • 『恋愛小説を愉しむ』(PHP新書) 1998.4
  • 『父親の研究』(新潮選書) 1999.4
  • 『死亡率百パーセントを生きる ある愛と死の記録』(新潮社) 2000.6
  • 『子供を知的に育てる親の態度』(大和書房) 2000.12
  • 『こころを養う賢者の言葉』(海竜社) 2001.9
  • 『人生を考えるヒント ニーチェの言葉から』(新潮選書) 2003.3
  • 『あの偉人たちを育てた子供時代の習慣』(PHP研究所) 2003.5
  • ゲーテに学ぶ幸福術』(新潮選書) 2005.1
  • 『大人のための世界の名著必読書50』(海竜社) 2005.7
  • 『老年よ、「我まま」に生きよ 賢者に学ぶ幸福論』(日本経済新聞社) 2006.3
  • 『大人のための日本の名著必読書50』(海竜社) 2007.7
  • 『人生に効く漱石の言葉』(新潮選書) 2009.6
  • 『快楽の哲学 - より豊かに生きるために』(日本放送出版協会、NHKブックス) 2010

翻訳[編集]

  • 『データ・バンク社会 情報化社会とプライバシーの危機』(M・ワーナー, M・ストーン、岩本隼共訳、TBS出版会) 1972
  • 『権力のペンタゴン 機械の神話 第2部』(ルイス・マンフォード、生田勉共訳、河出書房新社) 1973
  • 『自動車対人類 暴君自動車の分析・反乱への提言・再建への計画』(ケネス・R・シュナイダー、自然社) 1975
  • 『解釈と予測 アンソロジー 1922-1972』1 - 2(ルイス・マンフォード、生田勉, 樋口清共訳、河出書房新社) 1975
  • 『アメリカ人 大量消費社会の生活と文化』(ダニエル・J・ブアスティン新川健三郎共訳、河出書房新社) 1976
  • 『人間のタイプと適性 天賦の才 異なればこそ』(I・B・マイヤーズ、大沢武志共訳、日本リクルートセンター出版部) 1982.4
  • トリノの聖骸布 最後の奇蹟』(イアン・ウィルソン、文芸春秋) 1985.12
  • 『北海油田』(A・アルヴァレズ、新潮社) 1988.2
  • ベルイマン自伝』(新潮社) 1989.1
  • 『消えた略奪美術品』(コンスタンチン・アキンシャ, グリゴリイ・コズロフ、新潮社) 1997.5
  • 『聖書の暗号』(マイケル・ドロズニン、新潮社) 1997.8、のち文庫
  • ロゼッタストーン解読』(レスリー・アドキンズ, ロイ・アドキンズ、新潮社) 2002.3、のち文庫
  • 『ゲーテ一日一言』(海竜社) 2009.7

脚注[編集]