曽禰韓犬

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曽禰 韓犬(そね の からいぬ、生没年不詳)は、飛鳥時代豪族冠位小錦下

経歴[編集]

天武天皇4年(675年)4月、白村江の戦いの前軍の将軍であった間人大蓋とともに遣わされ、大忌神(おおいみのかみ)を広瀬の河曲(かわわ)(現在の奈良県北葛城郡河合町川合の廣瀬大社にあたる)に祭っている。時に位階は大山中(だいさんちゅう)[1]

その後、同10年(681年)12月、柿本猨高向麻呂石上麻呂中臣大島舎人糠虫書智徳らとともに小錦下を授けられている[2]

脚注[編集]

  1. ^ 『日本書紀』天武天皇下 4年14月10日条
  2. ^ 『日本書紀』天武天皇下 10年12月29日条

参考文献[編集]