新藤晋海

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新藤 晋海(しんどう しんかい、本名:新藤 昭彦(しんどう あきひこ)、1927年 - 2001年3月17日)は華厳宗僧侶

第216世東大寺別当(住職)、華厳宗管長。大仏開眼千二百五十年慶讃大法要、奈良国立博物館特別展「東大寺のすべて」などに道筋をつけた。

経歴[編集]

叔父は第206世東大寺別当の上司海雲。子供がいなかった上司の勧めで東大寺に入寺、東大寺塔頭観音院を継承する。

1945年旧制金鐘中学校(現・東大寺学園高等学校)卒。龍谷大学文学部仏教学科卒。

新制金鐘高等学校(現・東大寺学園高等学校)の教師、主事(事務局長)、学校法人東大寺学園常任理事を経て、1984年同理事長(~1987年)。 1986年東大寺学園中高等学校の校長兼任(~1987年)。 1992年東大寺学園理事長に再任(~1999年)、東大寺学園幼稚園長を兼任(~1999年)。

東大寺の塔頭観音院住職、勧学院長、上院主任、社会福祉法人東大寺福祉事業団理事長などを経て、2000年上司永慶別当の死去に伴い、東大寺第216世別当兼華厳宗管長に就任(8月1日から3年間)。2001年、任期2年半を残して死去(心疾患)。2代続けての、別当職任期途中での死去となった。死去の6日前にNHKBSハイビジョン「ハイビジョンスペシャル お水取り」の収録に出演、放送は修二会終了後の3月22日だったため、公で最後の姿となった。

福祉活動にも力を入れ、日本ユニセフ協会奈良県支部の設立発起人となり、同副会長を務めるなどしていた。

主な著作[編集]

  • 新藤晋海編『凝然大徳事蹟梗概』東大寺教学部、1971年、314頁。
  • 南都仏教研究会編『重源上人の研究』南都仏教研究会、1955年、380頁。

関連項目[編集]