斉年寺

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斉年寺
Sainenji
山門
所在地 愛知県常滑市大野町9-139
位置 北緯34度55分56.34秒
東経136度49分33.04秒
山号 萬松山
宗旨 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 享禄4年(1531年
開基 佐治宗貞
正式名 萬松山 斉年寺
札所等 尾張三十三観音9番
文化財 紙本墨画淡彩慧可断臂図(雪舟筆、国宝)
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慧可断臂図(雪舟筆、国宝)

斉年寺(さいねんじ)は、愛知県常滑市にある曹洞宗の寺院。山号は萬松山。本尊は釈迦如来十一面観音を安置しており、尾張三十三箇所第9番札所となっている。

歴史[編集]

この寺は、1531年享禄4年)佐治宗貞の開基により創建され、以後佐治氏菩提寺となった。

文化財[編集]

国宝[編集]

紙本墨画淡彩慧可断臂図(えかだんぴず)
雪舟筆。図中に「七十七歳」の款記があり、雪舟77歳、明応5年(1496年)の作とわかる。禅宗の初祖達磨と二祖慧可を描く。題名の通り、慧可が自らの求道の志を達磨に示すため、自らの腕を断ったという故事を題材にしている。画面寸法は188.3×112.8センチで、雪舟の人物図としては大作であるのみならず、日本の禅宗祖師図の中でも本作のような大作はまれである。天文元年(1532年)に、当時知多半島西部に勢力をもっていた佐治氏の佐治為貞によって斉年寺に奉納されたことが、別途保管されている絹地墨書からわかる。[1]
本作品は京都国立博物館に寄託されており、通常は本堂内で精巧な複製を拝観することができる。

脚注[編集]

  1. ^ 「新指定の文化財」『月刊文化財』号、第一法規、2004

外部リンク[編集]