文学極道

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文学極道(ぶんがくごくどう)は、の投稿・合評掲示板である。毎月選考委員らにより、月間優良作品、次点佳作を選抜し顕彰する。年度ごとに年間各賞を決定する。参加費や参加資格はなし。通称文極ブンゴク

過去に最果タヒ三角みづ紀榎本櫻湖などの有名詩人も訪れ顕彰されている。

概要[編集]

以下、文学極道より引用。

文学極道(文極・ブンゴク)とは

芸術としての詩を発表する場、文極(ブンゴク)です。 つまらないポエムを貼りつけて馴れ合うための場ではありません。 あまりにもレベルが低い作品や荒しまがいの書き込みは削除されることがあります。

ここは芸術家たらんとする者の修錬の場でありますので、厳しい酷評を受ける場合があります。 酷評に耐えられない方はご遠慮ください。 投稿の際は、必ず各掲示板の投稿規程をお読みください。

このサイトに投稿された作品は、選考委員による厳正な審査のもと毎月優良作品として選考・選出され、翌春にはそれら優良作品の中から、

新しい文学を創造した者、最もイマジネーションを炸裂させた者に 《文学極道創造大賞》 最も美しい抒情詩を書いた者に 《文学極道最優秀抒情詩賞》 人間・人生が良く描けていた者に 《文学極道実存(人間)大賞》 他、《文学極道エンターテインメント賞》 《文学極道最優秀レッサー賞》 などの各賞が授与されることとなります。

昨年までの受賞者と選出作品は 「年間各賞」 のページから閲覧できますので、初めての方はまずそれらの作品をご一読の上、この場に自分の作品を投稿するかどうか考えてみることをおすすめします。

日頃より下らないポエムを書いていない、高い志をもった皆さん、どうぞ気張ってご参加ください。

起源[編集]

文学極道2004年(正式オープンは2005年)にダーザイン(詩人・武田聡人のハンドルネーム)が創始した。ダーザインは、既存のリアルの詩の世界に対して、掲示板の新たな可能性を追求しようとした[1]。そして、既存の詩壇に対抗するものとして、掲示板に集まる「イマジネーションの炸裂」「生の強度」を備えた作品群に希望を見出そうとした[2]。しかし、既存の詩壇と文学極道を自由に行き来した詩人も多い。例えば、最果タヒ三角みづ紀岩尾忍榎本櫻湖田中宏輔葛西佑也白鳥央堂(守り手)は優良作品に選ばれており、田中宏輔に至っては文学極道の殿堂入りを果たしている。

関係者[編集]

発起人/スタッフ[編集]

  • 平川綾真智(現代表、第五代)
  • ダーザイン(武田聡人)(初代代表)
  • 石原綾
  • 清水らくは
  • 麻田あつき
  • 榊蔡
  • いとう
  • Aya-Maidz.
  • 前田ふむふむ
  • コントラ
  • ピクルス
  • チアーヌ
  • 望月遊馬
  • 稲村つぐ
  • たもつ
  • 石畑由紀子
  • 葛西佑也

制作・運営[編集]

発案 / 旧管理[編集]

ダーザイン(初代代表)※現在消息不明

統轄・後見[編集]

もとか

アートデザイン[編集]

本野ややや

管理補佐 / Web技術・調整[編集]

ゆうな (薄井 由)

外部協力[編集]

  • 百均

元関係者[編集]

  • 光冨郁埜(第四代代表)
  • りす
  • ミドリ(第二代代表)
  • 浅井康浩
  • 蛍(発起人)
  • ケムリ(借金玉)(第三代代表)
  • みよおじ愛已
  • 瀧村鴉樹

ツイキャス放送部[編集]

毎週火曜日21時から23時まで動画生配信サイト「TwitCasting」を利用したネット上でのオープンマイクを開催している。司会進行はスタッフの瀧村鴉樹と代表の平川綾真智、準レギュラーにみよおじ愛己がいる。即興詩朗読と自作詩朗読を週で交互に行う。エントリーはツイキャス放送内でコメントにて行い、22時に〆切。

「即興詩と朗読を中心に音声と発話による詩への新たな提示。ドリンク片手にリラックスしてご参加ください。」

ハードルの高い掲示板に対し、初心者から歓迎し向上心さえあれば参加できるようにと、文学極道への間口を広くする目的もあるそうだ[誰?]

2017年6月22日、第0回と称し開設を宣言。

同年6月27日、第1回は即興詩朗読を行い、スタート。

2019年6月4日、第100回を迎えた。

2020年4月28日、運営の瀧村の脱退を以て、最終回を迎える。

その他[編集]

  • 文学極道はネット詩爆撃プロジェクトへの対抗の意識も持っていた[2]
  • また、紙媒体の商業詩誌でも幾度も取り上げられており、同時性というインターネットの特殊性が指摘される一方、編集という作業が介在しない弱点も指摘された[3]
  • 2007年の時点で、投稿される作品の質の高さから、「活字媒体とネットは垣根を越えつつある」と評された[4]
  • 商業詩誌の既存詩壇に対抗し作られた側面のある文学極道も、現在では「詩と思想」や「現代詩手帖」に年間各賞が掲載されたり[5]、言及され、評価されるなど、並立するネット詩壇を築き上げた[6][7]
  • 2017年に派生して渡辺八畳らが同じく詩の投稿・合評掲示板のB-REVIEWを立ち上げた。
  • 従来、文学極道トップページの説明には、発案者のダーザインによる以下のような文章が記されていたが、第四代代表の光冨郁埜体制に変わった際に現在の形に変更された。[8][9]

芸術としての詩を発表する場、文学極道です。 糞みたいなポエムを貼りつけて馴れ合うための場ではありません。 あまりにも低レベルな作品や荒しまがいの書き込みは問答無用で削除されたり、 「月間最低劣ポエム」 として晒し上げられたりする可能性があります。

ここは芸術家たらんとする者の修錬の場でありますので、厳しい罵倒・酷評を受ける場合があります。 罵倒耐性の無い方はご遠慮ください。 投稿の際は、必ず各掲示板の投稿規程をお読みください。

(現在と同文部分のため省略)

日頃より糞便垂れ流しのような下らないポエムを書いていない、高い志をもった皆さん、どうぞ気張ってご参加ください。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 「イマジネーションダウンに(ポエジーと現代性-文学論-)」、文学極道コラム
  2. ^ a b 「詩というジャンルを読んでもらえるものにしよう」、文学極道コラム
  3. ^ 「詩誌月評」『現代詩手帖』55巻2号、河野聡子
  4. ^ ネット時評、『詩と思想』2007年5月号、光冨郁埜
  5. ^ 「詩と思想2019年7月号」のインフォメーション欄に「文学極道2018年・年間各賞」が取り上げられた。”. 平川綾真智Twitter. 2020年1月1日閲覧。
  6. ^ 「現代詩手帖2019年7月号」にて夏野雨「もくもくインターネット」内で取り上げられた。”. 平川綾真智Twitter. 2020年1月1日閲覧。
  7. ^ 「詩と思想2019年10月号」にて豆塚エリ『「ポエトリーサラダボウル~詩に触れよう、詩を読もう~」報告記』内で取り上げられた。”. 平川綾真智Twitter. 2020年1月1日閲覧。
  8. ^ 「文学極道」から「文極」へ 文学極道四代目の新体制 [文責:澤あづさ]”. はかいし. 2020年1月1日閲覧。
  9. ^ 文学極道(詩・小説)投稿・批評”. mixi. 2020年1月1日閲覧。

関連項目[編集]

  • 矢田和啓 - 2017年創造大賞受賞者(kaz.、及びはかいし名義)にして作家

外部リンク[編集]