打楽器協奏曲 (黛敏郎)

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打楽器とウィンド・オーケストラのための協奏曲: Concerto for Percussion and Wind Orchestra)は、黛敏郎が作曲した打楽器協奏曲

概説[編集]

アメリカン・ウィンド・シンフォニー・オーケストラの指揮者ロバート・オースティン・ブードロー(nl:Robert Austin Boudreau)の委嘱で、1965年に作曲された。

2人のティンパニ奏者と4人のその他の打楽器奏者を独奏とする、演奏時間約9分[1]の単一楽章構成の協奏曲である。

スコアペータースから出版(演奏用のパート譜は同社からレンタル)。

編成[編集]

編成表
木管 金管
Fl. 4, Picc. 2 Hr. 6 Timp. 2 players Vn.1
Ob. 4, C.A. 2 Trp. 6 4 players (B.D., Cym., Tam-t., Bongos, Xylo., Vibe.) Vn.2
Cl. 4, E♭, Bass Trb. 6 Va.
Fg. 4, C.Fg. 2 Tub. 1 Vc.
Cb.
その他Harp

脚注[編集]

  1. ^ ロバート・オースティン・ブードロー指揮、アメリカン・ウィンド・シンフォニー・オーケストラの録音では7分25秒。岩城宏之指揮、東京佼成ウインドオーケストラの録音(参考文献参照)では6分50秒。

参考文献[編集]