弥富村 (愛知県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やとみむら
弥富村
廃止日 1906年5月10日
廃止理由 分割新設編入合併
弥富村(一部)、植田村島野村平針村天白村
弥富村(一部)、瑞穂村呼続町
現在の自治体 名古屋市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
愛知郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 1,944
(『角川日本地名大辞典 23 愛知県』1358頁、1891年)
隣接自治体 田代村、植田村、島野村、呼続町、瑞穂村、広路村
弥富村役場
所在地 愛知県愛知郡弥富村
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

弥富村(やとみむら[1])は、愛知県愛知郡にあった。現在の名古屋市瑞穂区昭和区の一部にあたる。

地理[編集]

天白川の右岸、山崎川の左岸、八事丘陵南部に位置していた[2]

歴史[編集]

  • 1878年(明治11年)愛知郡八事村、中根村、名古屋新田(一部)が合併して弥富村が成立[2]
  • 1883年(明治16年)愛知郡第26組となり戸長役場広路村に設置[2]
  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、愛知郡弥富村が単独で村制施行し、弥富村が発足[1][2]。大字は編成せず[2]
  • 1906年(明治39年)5月10日、弥富村は二分割され、字八事・名古屋新田が愛知郡植田村、島野村、平針村と合併し、天白村を新設。字中根が呼続町に編入して廃止された[1][2]。合併後、天白村弥富、呼続町弥富となる[2]

地名の由来[編集]

次の諸説あり[2]

  1. 前途の発展を祈念したもの。
  2. 谷戸・谷当の美称。

産業[編集]

教育[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』811頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『角川日本地名大辞典 23 愛知県』1358頁。

参考文献[編集]

関連項目[編集]