広瀬宣行

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広瀬 宣行(ひろせ のぶゆき)は日本ピアニスト音楽教育者。東京音楽大学准教授、東京音楽大学付属高等学校講師。

経歴[編集]

1979年、東京音楽大学ピアノ科を卒業。ピアノを永野静枝古村義尚らに師事。ドイツリート伴奏法をイエルク・デムスに師事。1983年から2年連続、NHK-FMリサイタルに出演。1996年ザルツブルク・モーツァルテウム大学にてコレペティートルを務める。

2002年から2年間、NHK学園「ゴスペル講座」の講師を務める。

2008年、「平均律の弊害について考える」、2009年内藤晃と「指揮者の発想とピアノ演奏」、2014年2015年に東京音楽大学にて「音律と奏法」の講座を開催。

ローゼンストック国際ピアノコンクール、東京国際ピアノコンクール等、数多くのコンクール審査員を務める。

これまでの共演者に大谷康子、ヘンリク・コワルスキー、J.マルセラスなど等かいる。

声楽にも造詣が深く、的確なアプローチでソリストを導くことのできるピアニストとして活動している。

第6回少年少女合唱祭全国大会に東京代表の指揮者として出演し「あおぞら賞」を受賞。合唱指揮者としても活動。東京音楽大学付属高等学校ではコールユーブンゲンと合唱の授業を担当している。

著書[編集]

  • 『きれいにうたいましょうソルフェージュ入門編〜3巻』 出版:株式会社ヤマハミュージックメディア 株式会社フォンテック(2010年7月)
  • 『ピアノ初見演奏法』 出版︰株式会社ドレミ楽譜出版社(1986年10月)

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