平子義雄

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平子 義雄(ひらこ よしお、1940年7月28日 - 2011年)は、ドイツ文学者哲学者、環境問題評論家。兵庫県立大学名誉教授。

生涯[編集]

東京生まれ。東京都立小山台高等学校卒、1963年東京外国語大学ドイツ語科卒、1967年東京大学大学院独文専攻修士課程修了。その後マールブルク大学ハンブルク大学に学ぶ。

帰国後、大阪教育大学助教授、大阪大学言語文化部助教授、88年東大教養学部助教授、89年教授、1998年姫路工業大学環境人間学部教授、兵庫県立大学環境人間学部教授、名誉教授。

夫人は歌人教育学者平子恭子

著書[編集]

  • 『言葉をめぐり物語をめぐる ペーター・ハントケの世界』鳥影社・ロゴス企画部 叢書フォーゲル 1998
  • 『翻訳の原理 異文化をどう訳すか』大修館書店 1999
  • 『環境先進的社会とは何か ドイツの環境思想と環境政策を事例に』世界思想社 2002
  • 『公共性のパラドックス 私たちこそ公共精神の持ち主』世界思想社 2008
  • 『あなたがいてわたしがわたしになる 「人称」と孤独』郁文堂 2012 ISBN 978-4-261-07312-6
共編

参考[編集]

  • 『駒場1991』