常徳院 (久喜市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
常徳院
所在地 埼玉県久喜市上清久673
位置 北緯36度04分38.2秒 東経139度38分39秒 / 北緯36.077278度 東経139.64417度 / 36.077278; 139.64417座標: 北緯36度04分38.2秒 東経139度38分39秒 / 北緯36.077278度 東経139.64417度 / 36.077278; 139.64417
山号 白幡山
院号 常徳院
宗派 曹洞宗
本尊 十一面観音大日如来
創建年 南北朝時代
開基 清久氏
法人番号 8030005004399 ウィキデータを編集
テンプレートを表示

常徳院(じょうとくいん)は、埼玉県久喜市にある曹洞宗寺院

歴史[編集]

南北朝時代、清久氏の開基である。清久氏は当地を根拠地とする領主であり、清久一族の菩提寺として創建された[1]

隣には雷電神社がある。当院は神仏分離後に寺運衰微し、記録が散逸してしまったことから、雷電神社の別当寺であったのかどうかは不明になっているが、雷電神社の神体だった十一面観音は当院に引き取られている。この十一面観音は現在は当院の本尊となっているが、秘仏である。60年に一度、の年に開帳される。普段は大日如来が代わりの本尊となっている[2]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 第109回 常徳院の阿弥陀如来立像と清久氏(広報連載久喜歴史だより)久喜市
  2. ^ 渡辺良夫 著『古利根の寺々(さきたま双書)』さきたま出版会、1995年、160-161p

参考文献[編集]

  • 渡辺良夫 著『古利根の寺々(さきたま双書)』さきたま出版会、1995年