川本コオ
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川本 コオ(かわもと こお、本名:川本弘昭、1941年2月25日[1] - )は、日本の漫画家。広島県出身。代表作は『鯨魂』『猛毒商売』。
略歴
[編集]1941年2月25日、広島県に生まれる。修道高等学校進学。貸本漫画家時代の深井国に多大な影響を受け、同級生だったあすなひろしと共に漫画を描き始め、劇画短編誌『街』(セントラル文庫)で貸本漫画デビューする。
高校卒業後、広島市の広告宣伝会社に就職するが漫画家の夢を諦めきれず、あすなひろしと共に上京し漫画家を目指すが挫折、単身帰郷する。しばらくは父親が経営する広島市の燃料会社で働いていたが、25歳の時に再度上京。漫画家として成功していたあすなの紹介で『コミックmagazine』(芳文社)と『りぼん』(集英社)で商業漫画家デビューする。その後は『週刊漫画』などで劇画誌をメインに活躍した。最新刊は自薦集『震える夏』で、2020年現在は電子書籍ストア『Book Live』にて過去作品を配信している。
作品
[編集]- 鯨魂(原作:牛次郎)
- 創業社長(原作:牛次郎)
- 風雲の館(原作:牛次郎)
- 猛毒商売(原作:滝沢解)
- さすらい獣(原作:真樹日佐夫)
- 皮肉な人生(原作:東史朗)
- ネロの牙(原作:西塔紅一)
- 小春先生
- ブルーセックス
- 震える夏
脚注
[編集]- ^ 『劇画・マンガ家オール名鑑』(徳間書店、1978年、p.258)