家田隆現

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家田 隆現(いえだ りゅうげん、1927年昭和2年)11月 - 2013年平成25年)5月13日)は、日本の浄土宗 僧侶、幼児教育者、人形劇団主宰。

長野県東筑摩郡笹賀村(現・松本市)生まれ。1932年京都に転居。1948年旧制佛教専門学校(現・佛教大学)卒、1951年龍谷大学文学部卒。1951年西雲院住職。1954年幼児向人形劇団ゆりかごを設立。1968年むらさき幼稚園を開設、理事長。浄土宗大本山金戒光明寺執事長。1991年人形劇団ゆりかごの活動で正力松太郎賞 (仏教)奨励賞を受賞。1994年、藍綬褒章を受章。2013年5月13日、急性心不全のため死去[1]

著書[編集]

  • 『たくましさを育てる 私的な幼児教育考』むらさき学園研究室、1978
  • 『仏教系幼稚園の主張と実践』高文堂出版社、1983
  • 『み仏と幼育行動』高文堂出版社、1985
  • 『保育と養育との提携 二十一世紀への試行』高文堂出版社、1988
  • 『京都西雲院 万日念仏と結衆道心者』高文堂出版社、1989
  • 『言葉と表現』高文堂出版社、1990
  • 『まごまごの記 家庭環境の自由化を求めて』高文堂出版社、1993
  • 『もやい船 平成生れを育てる』高文堂出版社、1995
  • 『子育てのひずみ いのちの大河からのアプローチ』高文堂出版社 現代ひずみ叢書、1996
  • 『おもろい人形芝居』高文堂出版社、1999
  • 『鯰説法』高文堂出版社、2002
共著
  • 『幼児文化』根本正義共著 高文堂出版社 就学前教育全書、1986

脚注[編集]

  1. ^ 『現代物故者事典2012~2014』(日外アソシエーツ、2015年)p.32

参考文献[編集]