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奇虎360

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Qihoo 360 Technology Co. Ltd.
種類
株式会社
市場情報 SSE: 601360
業種 コンピュータ及びインターネット用セキュリティ関連製品・サービスの開発・販売
設立 中華人民共和国の旗 中国北京 (2005)
創業者 周鴻禕
本社 中国北京市朝陽区
製品 アンチウイルスソフトウェア, ウェブブラウザ, Mobile Antivirus Software, and Mobile Application Store
売上高 $329 million (2012)[1]
ウェブサイト www.360.cn ウィキデータを編集

奇虎360(チーフー サンロクマル)は、中華人民共和国アンチウイルスソフトウェアを制作するIT企業。本社は北京市にある。

沿革

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周鴻禕により2005年9月に設立された。セキュリティーソフトは基本的には無料で提供。そして、その顧客基盤を利用して広告収入と有料サービスの提供で利益を得ている[2]

2016年7月ノルウェーソフトウェア開発会社、オペラ・ソフトウェア (Opera Software ASA) を買収した[3]

不祥事

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奇虎360が中心となっているコンソーシアムが出資している「麦芽地」が、iOSを標的としたウィルス「WireLucker」を作成し、奇虎360がウィルスパターンを世界で最初に作成するという自作自演を行った事がユーザーによって発覚している[4]

その他に、自社セキュリティソフトで百度などのサービスを有害サービスとしてブロックしたり、インストールされている他社のセキュリティソフトを勝手に削除しているといったことが話題に上がっている。

提供サービス

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防犯に特化した子供向けスマートウォッチ「360儿童手表」

セキュリティソフト

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ウェブブラウザー

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デスクトップ環境

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脚注

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  1. ^ 2012 Annual Report”. Qihoo. 2013年6月1日閲覧。
  2. ^ 中国ネット検索の超新星、奇虎360(QIHU)”. All About (2012年9月14日). 2014年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月16日閲覧。
  3. ^ Opera browser sold to a Chinese consortium for $600 million”. Engadget, AOL (2016年7月18日). 2016年10月30日閲覧。
  4. ^ 株式会社インプレス (2014年12月18日). “【チャイナネット事件簿】11月11日のオンラインショッピング祭りで記録的な金が動く ほか~2014年11月” (日本語). INTERNET Watch. https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/m_china/680849.html 2018年10月20日閲覧。 

外部リンク

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