大平龍一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

大平龍一(おおひらりゅういち、1982年[1][2] - )は日本の彫刻家現代美術家東京都生まれ。2011年に東京芸術大学大学院修了。博士(美術)

2005年、「SICF 6th」SPIRALにて森美術館館長南條史生賞を受賞[1]。2006年、安宅賞を受賞[1]。2008年、東京国際映画祭で使用されたTOYOTA Earth Grand Prixトロフィーを制作[1]。シェアオフィスHAPON新宿創設者の1人[3]。木彫を中心に金色が特徴の作品を発表している[4]

経歴[編集]

1982年、東京都生まれ[1][2]。2001年私立市川中学校・高等学校、2006年東京芸術大学美術学部彫刻専攻卒業[5]。2008年東京芸術大学美術研究科彫刻専攻修士修了、2011年東京芸術大学美術研究科彫刻専攻博士後期課程修了、博士第329号(美術)[5]

人物・作品[編集]

大平は自身のホームページで以下の様に記している。「私は彫刻を作りはじめたとき、垂直的に構築的に密度を上げてモノをつくることを学んだ。けれどそんなことには何も意味はなかった。世界は曖昧でいい加減で、ただ上も下もなく漂うモノゴトがあるだけなんだと近年思う。皆は秩序とか基準とか大きな流れとか、そういったものによって世界に線を引かされて、安心したり扱いやすく分類している。実は自分たちが振り回されたり淘汰してしまって見えなくなってしまった多くの次元みたいのがその線のすぐ近くにあるのではないだろうか。」[1]

一枚板に畳の目を5ヶ月彫り続け作った「御景」という作品がある[6]。2012年、山形県鶴岡市の美術館「鶴岡アートフォーラム」にて開催された個展において、40万枚の5円玉を使った五円の滝を作った[7]「滝やろう」と称される五円玉に打たれるワークショップが開催されている。 。雑誌『自遊人』が営む宿「里山十帖」エントランスに大型作品「FUKUKODUCHI」が設置されている[8]。大型ショッピングセンター「ならファミリー」に高さ4mのらくだの彫刻「TAKARAKUDA」が設置されている。ならファミリーのホームページからはこの彫刻を360°眺めることが可能である。ラッパー環ROYのアルバム「なぎ」収録作品「Offer」のミュージックビデオのディレクターを三嶋章義、横山大介、環ROYと共にしている。[9]

2018年10月5日から原宿「FANZA×#FR2@#FR2 GALLERY 2」にて企画個展「48」を期間限定開催[10]

主な展覧会[編集]

個展[編集]

  • 「Ryuichi Ohira - Sculpture & Paintings」Galerie Vera Munro、ハンブルク、ドイツ(2015年)
  • 「大平博士と驚異の部屋」GALLERY DE ROOM 702、大阪(2015年)
  • 「絶景」NANZUKA、東京(2014年)
  • 「ぼうけんやろう」鶴岡アートフォーラム、山形(2012年)
  • 「凸凹出雲ノスゝメ」手銭記念館、島根(2010年)

グループ展[編集]

  • 「COLORED NOISE for 8/02/ CUBE」ヒカリエ、東京(2014年)
  • 「よりしろプロジェクト2013」上賀茂神社、京都(2013年)
  • 「アートママの休日」SPIRAL、東京(2011年)
  • 「アートの力」SPIRAL、東京(2011年)
  • 「アーティストinレジデンス東海さるく」リバーパル五ヶ瀬川、宮崎(2011年)
  • 「Immemorial Foreseeing」Fellini Gallery、中国上海(2010年)
  • 「続・続・続展」市田邸、東京(2009年)
  • 「Paradigm,Paradise - Japanese Contemporary Art Exhibition」Soka Art Center、台湾、中国(2009年)
  • 「掌9」レントゲンヴェルケ ラディウム、東京(2009年)
  • 「アトリエの末裔あるいは未来展」旧平櫛田中邸、東京(2009年)
  • 「gg Lock Festival」BankART Studio NYK、横浜(200年)
  • 「続・続展」市田邸、東京
  • 「ラントシャフト」レントゲンヴェルケ ラディウム、東京(2007年)
  • 「25×4=□」東京画廊、東京(2007年)
  • 「BTAP-Works in progress5周年記念展」BTAP、北京、中国(2007年)
  • 「SICF 7th」SPIRAL、東京(2006年)
  • 「Uplink Market」渋谷PARCO Part-1、東京(2006年)
  • 「ながのアート万博」善光寺、長野(2006年)

その他[編集]

  • 「アートバーゼル2016」バーゼル、スイス(2016年)
  • 「アートケルン2016」ケルン、ドイツ(2016年)
  • 「アートバーゼル2015」バーゼル、スイス(2015年)
  • 「アートケルン2015」ケルン、ドイツ(2015年)
  • 「アートステージシンガポール2014」、シンガポール(2014年)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f STATEMENT、公式サイト、2017年6月2日閲覧。
  2. ^ a b 所属作家、NANZUKA、2017年6月2日閲覧。
  3. ^ ”わたしの好きなHAPON 〜オープンエリア:前編”、HAPON新宿、2017年6月2日閲覧。
  4. ^ 彫刻家大平龍一 ぼうけんやろう、鶴岡アートフォーラム、2017年6月2日閲覧。
  5. ^ a b 博士論文、大平龍一『凸凹ノスゝメ : 異形の世界を求めて』 2011年
  6. ^ 美術の窓「今月の一品」 & 2007.7, p. 97.
  7. ^ 那須孝幸、平井鉄寛『彫刻家大平龍一ぼうけんやろう 』展カタログ、鶴岡アートフォーラム、2012年。全国書誌番号:22226666
  8. ^ 彫刻家・大平龍一さんのブログでご紹介いただきました。、里山ジャーナル(2014年1月10日)、2017年6月2日閲覧。
  9. ^ http://spincoaster.com/tamaki-roy-offer
  10. ^ “アート展「Find Your Fantasy」で彫刻家・大平龍一さんの「48」展がスタート!巨大な金屏風サウンドシステムは必見!!” (日本語). FANZA Magazine. https://special.dmm.co.jp/fanza/feed/news/ohira-ryuichi 2018年10月25日閲覧。 

外部リンク[編集]