大原富枝文学館
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本山町立大原富枝文学館(もとやまちょうりつおおはらとみえぶんがくかん、英語: Ōhara Tomie Museum of Literature)は、高知県長岡郡本山町本山にある文学館。小説家大原富枝の出身地である本山町(出生当時は吉野村)に1991年に開館した。
概要
[編集]大原富枝が1990年に勲三等瑞宝章を受賞したのを受け、その業績を後世に残そうと、出身地である本山町によって1991年(平成3年)11月25日に開設された[1]。
展示室では生涯の歩みと作品を紹介。サロンでは著作の閲覧やビデオ鑑賞などもできる。定期的に企画展が開催されている。また、敷地内に茶室「安履庵」があり、予約すれば利用することができる。
2018年4月1日にリニューアルされ、代表作「婉という女」に登場する、土佐藩の領主であった野中兼山のコーナーなどが充実された[2]。
利用案内
[編集]- 所在地:高知県長岡郡本山町本山568番地2
- 開館時間:9:00 - 17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:月曜日(月曜日が祝・祭日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日 - 1月4日)
- 入館料:一般・大学生300円、小・中・高校生100円
- ※20人以上で団体割引 一般・大学生240円、小・中・高校生80円
- ※本山町民、高知県または高知市発行の長寿手帳を持つ者は無料
アクセス
[編集]- 車:高知自動車道大豊IC→国道439号線を本山方面へ(ICから約15分)
- バス:土讃線JR「大杉駅」下車→嶺北観光自動車(田井行)で「本山プラチナセンター前」下車→徒歩2分(大杉駅から約20分)
大原富枝賞
[編集]文学館開館を記念して高知県の文学の振興のために1991年に創設された文学賞(小説・随筆)で、高知県在住もしくは高知県出身者を対象としている。
脚注
[編集]- ^ 建物は1988年に廃止となった本山簡易裁判所を改修したもので、高知県では初めての文学館と言われた。
- ^ 大原富枝文学館が新装 「志国高知幕末維新博」の地域会場に(2018年3月29日) - 旬刊旅行新聞