塩橋(えんきょう)は、化学用語。電気化学と生化学で異なる意味を持つ。
電気化学における塩橋は、陽極と陰極の半電池を結ぶ伝導性の相。
ガルバニ電池#概要 を参照。
生化学における塩橋は、タンパク質の中でカチオン性の残基(アルギニン、リシン)とアニオン性の残基(アスパラギン酸、グルタミン酸)の間に働く弱いイオン性相互作用のこと。タンパク質の高次構造を安定化させる。