塩味

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食塩

塩味(えんみ・しおあじ・しおみ)は、味覚、特に基本味のうちの一つ。鹹味(かんみ)。

塩味の代表的な味物質は食塩塩化ナトリウム)である。塩味はナトリウムイオンによって感じ、陰イオンが塩化物イオンのとき、つまり食塩の時に一番強く感じる。塩味における味覚受容機構は、大まかにナトリウムイオンが味細胞内に直接流入し、脱分極させることである。しかしながら、この機構にはまだ不明な点が存在している。

塩味表現[編集]

東日本では、一般的に「しょっぱい」と表現をするが、西日本では「塩辛い(鹹い:しおからい)」あるいは単に「辛い」と表している[1]富山県、特に魚津市はその間で「塩っ辛い(しょっからい)」と言われる。

健康への影響[編集]

過度の塩味をともなう食品の摂取は、消化器粘膜等のタンパク質にダメージを与える。その習慣化により、味覚異常高血圧腎臓病心臓病がんなどのリスクが増える。一方で汗を流す機会の多い者は塩分摂取量の不足にも配慮する必要がある。

備考[編集]

  • 塩を料理に降りかけるのは、人類が発明した最初の味付け方法だと言われている。
  • ふがいない物事・人のことを「しょっぱい」とも呼ぶ。詳しくはリンク先を参照。

脚注[編集]

  1. ^ 逆に、東日本での表現における「辛い」は、西日本では「ピリ辛い」として言い分ける。

参考文献[編集]

  • 『基礎歯科生理学』(医歯薬出版、2003年3月)ISBN 4263455606